嫌いなもの
2005/11/17 (木)

hare.gif 日々更新される最低気温。一歩一歩着実に秋が深まり冬が近づいているのだろう。真っ白な朝を迎えるのも、そう遠くない。

朝晩の寒い時間に水遣りも可哀想かな、と思い控えめにしていたのがいけなかったのだろう。プランターの小松菜、ビオラなど元気なく萎れ気味なのを数個見つける。
水道水を出してみるが〜予想通り、めちゃくちゃ冷たい。こんなに冷たいものを頭からかけるほど極悪非道にはなれず、自宅に戻りお湯をジョウロに入れて潅水する。
枯れるとは思わないが、つまらないミスをしたもんだと反省。

いよいよ明後日に迫った玉葱の定植。今朝もポット苗の水遣り後に、こっそりと畑に行ってみる。
ズボンの左ポケットにメジャーを忍せ、どれくらいの太さなのか実際に測ってみるつもり。

いつの間にかアトンを越して大きくなったラピュタU。太い苗は4mmを超えているが細いのは2mmないものもある。こんなんで大丈夫かと、かなり心配になる。
途中まで元気良く順調に大きくなったアトンも、ここにきて伸び悩みの感じ。バラツキは少ないが太さ3mm程度のものがほとんどで、こっちも少なからず不安がよぎる。

最低気温が4度を下回り、いつ霜が降っても不思議ではなくなった今日この頃。根付くまでに霜が降れば〜小さな苗はひとたまりも無いだろう。
どうしよう。
全ての苗に寒冷紗をするしか方法はないのか、しかし、かなり面倒。かといってマルチをする準備は何もしてない。
残りは今日と明日、ゆっくり考える時間はもうない。

うかない気分のまま車に乗り込み出勤。通勤途中も同じ事を繰り返し考える。

『どうひたんですかぁ〜今日は元気なひですよぉーー』
「うん?そんなことないよ、元気やよぉーー。自分こそ、いつもより暗い感じがするけど、なんかあったん?」
悲しそうな目を塞ぎがちに、うんと頷く事務員。
「ありゃ?マジになんかあったの、どうしたんやねん」
『あったわけじゃなくてぇ〜もうすぐあるんですぅーー』
「もうすぐ、ある?なんやねん、もうすぐあるって?会社でってこと?」
大きく、もう一回頷く。

頷く度に茶色く染まったちょっと長めの髪が肩から落ちる。落ちては〜かきあげ、また落ちる。
今朝は時間に余裕があったのだろうか、クルクルと綺麗にカールしてある姿は久しぶりに見る。

『なんで〜会社で嫌なことってなによ、気になるやん。前からあったわけ?そんな話聞いとらんよ』
「今日だけです」
『今日だけ?なんやそりゃ。誰かにイジメラレたん?』
落ちた髪をかきあげることもせず、首を大きく横に振る、事務員。

「あのねぇーーしゃべれっていつも言ってるやんか!なんやねん、さっぱし解からんわ」
『きょおぉ〜、お昼からぁ〜、チクッってすっるのがあるじゃなひですかぁ〜』
「・・・?チク?チクッってなんやねん?」
『これですぅ〜〜』
机の横に貼ってあるスケジュール表を指差す。

“11月17日ーインフルエンザ予防接種”
「おまぁーアホか!こんなことでショゲテルんかい」
『だってぇ〜ひたひですよぉーー』
「ばっかばかしい、一瞬やんけ一瞬。すぐ終わるから我慢しんかい、それくらい」
『はぁーーぃ。ひたくなひですかねぇーー?』
「そりゃー注射やから多少は痛いやろうけど、そんなにぶっとい腕しとるんやで、大丈夫やわ。ぎゃははは・・・」
『もぉーーー、太くないですぅーー』

今年は何型の予防接種になるのか、毎年会社で行われるインフルエンザの予防接種。午前から始まり、うちの部署は午後一番の時間帯。
『やっぱり、ひたかったですぅーー』
「そう?痛かった?どれくらい?」
左手の親指と人差し指を広げて、これくらいと合図。

『ひかないんですかぁ〜予防接種』
「うん?うん、行かない。インフルエンザなんかに掛からんも」
『ええっっーー!ダメですよぉーひなくっちゃ〜〜』
「嫌なもんは嫌なの、注射は嫌いなの!ほっといてくろ」
『きゃぁーーー♪ひっしょですねぇーーー♪』


その後、総務から呼び出しがあり半強制的に打たされることに・・・。(T_T)


画像1:注射嫌いは〜生まれつき

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家庭菜園してます。
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