2005/11/11 (金)
朝から切れ目の無い雲が広がる。重く垂れこめたという表現がピッタリの冬の空。
今日は週末の金曜。昨日までの予定では週末出勤もなさそう。このまま無事に過ぎれば〜また明日、週末農夫に変身できる。 ただ〜今回も土日の天候が心配。そろそろ降ってきそうな空が気になる。
朝、出勤前にいつものように第一畑の玉葱苗をチェックに行く。今週はほぼ毎日チェックし、いきなり大きくなるはずも無いが〜やはり見なければ落ち着かない。 9月の15日に種を播いたと思い込んでいたアトンとラピュタU。昨夜、菜園丸秘雑記帳を見ていたら19日播種と記載されていた。どうやら2日ほど勘違い。 2日で、どれだけ変わるかは〜かなり疑問符だが、それでも来週にする大義名分が出来た。大手を振って来週にしようと決める。
出勤途中に見る畑、半数は玉葱の定植は終わったような感じ。 葉っぱがピュンと伸びてる苗は間違いなく自家製。元気なく倒れてるのは〜たぶん買った苗。育苗中の畑もまだ随分とあり、うちの苗と対して変わらない物や大きいの小さいのまで色々とある。 ざっと数えて約7割は買った苗っぽく、黒マルチをしてあるところは3割程度。
今年はマルチを使おうか止めようか、さんざん悩んだあげく、使わないことに決める。一昨年は全てマルチ、昨年は植える場所に困り50本程はマルチなしで定植。処々の理由により大半は大失敗したが〜マルチを使ってないところは不思議に普通通りに出来た。 その経験を生かし、今年は全てマルチをせず植え付けてみることにする。
週末で少しばかりゴタゴタした仕事、それでも定時近くには大体のめどがつく。 「ふぅ〜〜ちょっと疲れたわー今日は」 『はひぃーー目がひたいですぅ〜』(ちょびちょび) 目をパチパチしながら、こっちを見る。何か言って欲しいのだろうか。
「ず〜っとパソコンしてたからやわ、もうええで休憩しやぁー」 『はぁ〜〜い』(ちょきちょき) 珍しく大きな伸びをしてから机の引き出しを開け、おもむろに取り出した目薬。 キャップを開け、見開いた目に。
「おーおーおー、目薬って普通上を向いて注すんちゃうの?そんな真っ直ぐ前向いて良く注せるもんやねー」 『はひ〜、注せますよ』(きゃぴきゃぴ) 「よぉ〜目瞑らんね、こんなもん近づけて」 『むふふふふふ・・・』(ちゅぶちゅぶ) 「ほんでなにぃ〜近くまで持ってってから目薬をピュット飛ばすわけ?」 相変わらず〜いつもの如く顔を左右に振る事務員。
「え?じゃあどうやって目薬を注すの?」 『こぉうやってぇ、目にくっつけてからチョビってするんですぅ〜』(ぎゃばぎゃば) 「どひゃ〜〜〜マジ?目にくっつけるの?痛ないの?そんなにギリギリんとこまで良ぉー持ってけるもんやね?」 『ひたく無いですよ。目薬が近づいてくるのもぉ〜わかひますよ』(ちょきちょき) 「へぇ〜〜普通なら瞬きするのに、ホントすごい技やん。ちょっとヤラセテみてぇー」 『やだぁ〜恐いですぅーー』 「あら?やっぱり自分でやらんとカンの?」 今度は無言のまま頷く。
「普通は上を向いて、指で目を広げて上から垂らして注すんやけどなぁーー」 『ふふふふ・・・』(ぴゅんぴゅん) 「あっ!解かったぁーー」 『どうひたんですかぁ〜?』 「ぎゃはははは・・そうかぁ〜上向いて注すと口も一緒に開けるんちゃう?だから真っ直ぐに向いて注すんやろ」 『もう、やだぁ〜〜〜』
家に帰って早速、目薬の正面注しに挑戦してみる。 が、無理。 もちろん自分で目薬を持っていくのだが〜ダメ。どれだけ近くまで寄ってるかも解からない。とにかく恐い。
あんなこと出来る事務員、ちょっと見直したかも・・・。
(土曜撮影分) 画像1:えんどう発芽 画像2:ソラマメ発芽 画像3:玉葱(ラピュタU、アトン)
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