2005/10/29 (土)
細かい雨が降り続け気温も上がらず。午後からは回復するとの予報も夕方近くになってから。日の恵みが無い、寒い一日。
よし、土日は畑三昧にするぞ! いつもの居酒屋にも寄らずノンアルコールデーを通した昨日。 意気込んで寝たのが11時少し前。あまりに気負いすぎたのか深夜2時頃に目が覚める。雨の予報に耳をすませるが雨音らしきものは聞こえない。一安心して二度寝するが、それでも6時前にはキッチリと起床する。
ポツンポツン、ポツポツポツ・・・。 最悪の音がする窓の外。恐る恐るカーテンを薄めに開け覗き込む。外は予報通り雨の朝。道も田畑もしっかりと濡れ、まだまだ止みそうな感じも無く降り続ける無情の雨。
大きなため息を一つして、しばらく呆然としてベットに座り込んだまま。 それでもじっとしてられなく傘を差し、畑のチェックに出かける。降ってなければ、こんなことも出来たのに〜あんなことも出来たのに。一人考えながら、どうしようかと佇む。
持て余す時間、朝を済ませてから唯一の作業。ソラマメとスナップエンドウ、サヤエンドウの種を播く。
拾い集めてきた川砂、まだ充分に殺菌されてないような感じもありオルトランを少々混ぜ込む。 砂5:堆肥1:培養土4:オルトラン小サジ1杯をバケツに入れ、丹念に混ぜ込む。ソラマメ15ポット、スナップエンドウ10ポット、サヤエンドウ7ポットに土入れ雨の当たるところに置き、自然潅水。 表面がシットリ濡れたころ、ソラマメは一粒、スナップと鞘えんどうは3粒づつ播き土を軽く被せ、また自然潅水。
ソラマメの品種は毎年同じ一寸ソラマメ。今年こそは種を残そうと思っていたが、知らぬ間に全て茹でソラマメ状態にされ、あえなく購入。 スナップえんどうはツル有り種のジャッキー。毎年ツル無し種ばかりで始めてのチャレンジ。鞘えんどうは去年の残り種、成駒六十日(?)。もちろんツル有り種で、結構お気に入りの品種。
たかだか30ポット足らずの種蒔き作業、時間が掛かるはずも無い。その後は傘を差しながらビオラ棚に保温用のビニールを被せる。あまりキッチリ被せ、予想外の温度にならぬよう風が当たる東西と上側のみとする。 これで畑以外の作業予定は終わり、何もすることが無くなる。 こうゆう時、他に趣味らしいものが無いと〜ひどく悲しい。
探検隊の散歩は朝早い時間に済ませた。もう一度誘っても〜この雨の中じゃ嫌がられるだろうし、野菜苗も売られてないホームセンターへ行く気もしない。 時刻はまだ午前中、とてつもなく時間が過ぎるのが遅い。
集中できないテレビをつけたまま窓の外をチラチラチラチラ。腹をすかせた動物園の熊のように窓際を行ったり来たり。
『そんなに気になるなら合羽でも着て行ってこや、ええやん』 「晴耕雨読なの。畑は晴れた日だけ雨の日は読書なの」 『ふんじゃー本読めばぁ〜』 「読みたい本なんてないし、そんな気にならんもん」 『なんだかんだ言って、ホントは目が見えんからやがね。ぎゃはははは・・・』 「・・・・・」 『根気と集中力が無くなったら年寄りの証拠やでね、気ぃーつけなかんよ』 部屋の明かりをつけ尚且つ手元スタンドを点ける。年寄り目がねをかけ、必死にビーズ細工をする呑気なヤツ。
まったく〜うざいっちゅうの! それでなくても、気が滅入る雨降り。ごちゃごちゃ言わんといて欲しいもんだ。
しか〜〜〜し、なんでこう毎週毎週、土曜ばかり雨が降るのだろうか。 もう10月も終わってしまうと言うのに・・・。
画像1:ソラマメ、スナップえんどう、サヤエンドウ種蒔き 画像2:早生玉葱(いい感じの太さになってきました) 画像3:玉葱アトン(まだまだ細い)
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