第一畑の野菜達
2005/10/27 (木)

hare.gif 東の空がまだ白々ともしない明け方。窓越しに聞こえる雨音。こんなに力強い雨は何日ぶりだろう。

久しぶりのアルコールが効いたのかグッスリと寝られた昨夜。
明け方近くに降った雨に一度は目を覚ますが一瞬にしてまた夢の中へともぐりこむ。

カーテンの隙間から差す朝日の眩しさに耐えきれず6時半少し前に起きる。

畑仕事が少なくなった最近、農園日記らしからぬ内容に少し後ろめたさもあり、なにかネタは無いものかと畑の巡回へと行く。

第一畑の野菜、久しぶりに端から順に見ていく。
植えっぱなしで何もしてないニラは花が枯れ種が出来ている。同じ場所に植えてあるアサツキも細い新芽が長く伸びだした。
植え付けた当初は株分けなどマメにしていたが今は何もせず。隅っこに追いやられ、かなり継子扱い気味。

寒冷紗からはみ出す勢いで伸びてる水菜、地上から2cmほどに切り取られ食卓に頻繁に出だした。最初に切り取った水菜は既に新しい芽が出だしている。このまま順々に春近くまで食べられるからお得な野菜といえる。

晩生の四季採りと早生のおきな、赤キャベツのレッド。成長の差はあれど握りこぶし大の大きさまで巻きだした。虫食いの穴もそれなりにあり、見つけた青虫を潰す。
郷愁白菜、松島新2号白菜、たけのこ白菜チヒリ、大きく伸びた葉っぱが隣同士に重なり緩やかに巻きだした。中に虫が入ってるのも何個かありそうな感じもする。こうして、毎年数個は食べられないまま春を迎え、出てきた新芽を菜花のように摘み収穫するのが好きな悪趣味な菜園主。

夏野菜の残り、ピーマン、パプリカ、ナス、どれも実をつけてはいるが葉っぱが黄色くなり、そろそろお役ゴメンの時期。

訳も解からず植えた茎チシャ、幼苗の頃はサンチュそっくりではあったがここまで大きくなると、随分と感じが違ってくる。まだ茎らしきものは見えてこないが、それなりに背は高くなりだした。見るからに元気な葉っぱも一度は食べてみたいような気になる。
チンゲンサイ、からし菜は今がピーク。というか〜からし菜がこれほど大きな株になるとは知らなかった。根元は直径2cmにもなろうかという茎の太さ。背丈も軽く50cmは超えている。

間引きをしようしようと思いながら、まだしてない島ニンジン。発芽した当初に雨水に浸かりもうダメだと半分諦めかけてはいたが、ニンジンらしくなってきた最近、チェックが欠かせない。
畑に播いた泉州玉葱と赤玉葱、苗箱とは違い変な徒長もなく順調に育っている。ただ播いた種の半数ほどしか出てないのが気に入らないといえば気に入らない。
15日播いた長ネギと太ネギ、やっと発芽してきた。オケラだかなんだかが縦横無尽に通ったような土の盛り上がりから折れ曲がった青い芽が何本も見える。

畑の中央に位置し定植を待つイチゴ。40本程度の種イチゴが植えてあったが暑さに耐え切れず半数は消滅。それでも残った苗は最近の低温で元気を取り戻しつつある。ざっと数えて20本、これくらいなら良しとしなければならない。
場所をケチり二条植えにしたブロッコリー、カリフラワー、プチヴェール。葉っぱ同士が重なり、もう手の施しようがないほど。成長が悪かったものは〜隣の葉っぱの陰になり植え付けた時と変わらないような大きさのまま。野菜にとって光がこれほど重要なものだと、あらためて実感させられる。

YRてんぐ大根、既に何本かは抜き取られ晩御飯のおかずになる。1本だけ成長不良があるものの〜順調に大きくなり親孝行な野菜。
早々と抜かれた源助大根もようやく地上側が大きくなりだした。源助大根はてっきり青首だと思い込んではいたが〜どうやらこれは白首のよう。てんぐに比べ一回りは太く、おでんにピッタリ合うような〜きめの細かい白さが嬉しい。
耐病総太りと聖護院大根、点播きした場所から一本の欠けも無く葉っぱを伸ばしている。聖護院の葉っぱは予想以上に横に広がり、やや窮屈そうな感じさえ受ける。

間引きもせず播きっぱなし植えっぱなしの菜花。虫食いの穴を目立たせながら、こんもりと盛り上がりだした。11月後半には食べられそうな、そんな予感。

先週土寄せした長ネギも、ヒイキメに見ると〜ちょっと太くなったような感じ。いつ食べたのだろうか端から数株は抜き取られた跡がある、しかし食べた記憶はない。
春先、場所がなくて無理やり植え付けた太ネギ。土寄せも出来ないほどの場所で追肥もしてないが頑張り続けている。普通ならもっと長く太くなれるだろうに、無計画な菜園主のところで育った故に太短い一生で終わりそう。

そして最後にぜっ不調の日本ホウレンソウ。
スズメの砂浴び場と化し、双葉から本葉が見えかけていた苗が壊滅状態。いくつかは残っているが〜まだ性懲りも無くやってくるスズメ達の犠牲になる日も近い。今年のホウレンソウは諦めなければならなさそう。

第一畑、今年の変り種はなんといってもプチヴェール。次に茎チシャ、そしてウズマキカリフラワーとタケノコ白菜。
どれも初めての試みで、どう大きくなるのか、いつが収穫時期なのか、どうやって食べるのか。

まだまだ楽しみは尽きない。


画像1:プチヴェール(こんなにデッカクなるの?)
画像2:収穫予想のプチヴェール

i0 i1
 
家庭菜園してます。
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]