年内開花の秘策
2005/10/24 (月)

hare.gif 吐く息が白い、見間違いかと何度も吐いてみる。いつの間にこんなに寒くなったのだろうか、夜露に濡れた草木の葉がピカピカと光って見える。

あちこちにお裾分けしても大量に余った落花生。出勤前にウッドデッキ上に干す。不織布でくるみカラス除けのネットを被せる。
普通ならカラスのクチバシがあればこの程度の保護では、いとも簡単に破られてしまうが〜中途半端に賢いのだろう、なぜかこれでも襲ってこないから面白い。

ソラマメとスナップエンドウ用の砂も日干しの為にウッドデッキ上に並べてみる。

昨日、探検隊の散歩途中に川原で拾ってきた砂。毎年この川原の砂で発芽させている。
ソラマメは堆肥1:培養土1:砂8の割合で混ぜる。スナップエンドウは培養土1:砂1の割合。
本によると砂だけでも良さそうだが、あまりに可哀想な何か混ぜたい気分がして、この方法に落ち着いた。

近くに流れる木曽川。その川原には菜園に色んな役に立つ物があり〜かなり重宝している。

まずなんといっても竹。
ツルもの野菜の支柱代わりに何本かは貰ってくる。2年程度で使えなくなる為、だいたい隔年の割合で切りに出かける。
次に枯れたヨシズ。
マルチ代わりにしたり冬場は霜よけ、要らなくなったら燃して灰として畑に鋤きこむ。
そして砂や石。
粘土質の場所に混ぜ合わせたりソラマメや落花生の発芽用、プランターや鉢にも使用している。
さすがに水汲みまではしないが〜今年の四国のように水不足になれば可能性もある。

昔々、子供の頃の木曽川は今よりも〜もっと砂浜も多く夏場などは川水浴(?)なども出来た。今は砂の取りすぎ砂利の取りすぎで、砂浜も少なくなり遊泳禁止。
泳ぐ人はおろか川原で遊ぶ人も少なってしまった。

河川敷はソフトボールなどのグランドになり、ホームレスのテントらしきものがチラホラ。違法廃棄物らしき物もかなりの量捨てられている。

青々とした水の流れに緑濃い森、魚が泳ぎ大小の鳥が飛んでいた頃がなんとなく懐かしい。


今日は月曜、畑のチェックはせず家のビオラとプランター播きした苗の様子を見る。
プランターの中国大根は発芽率も良く、双葉から本葉が見えかかっている。一時期は畑に移植しようかとも考えたが、このままプランターで大きくする事に決めた。
もう一つのプランターに播いた小松菜。こちらも中国大根より小さめな双葉が出揃い、まずまずの感じ。

重要なのは、なんといってもビオラ。色んな人から貰いたいとの申し出があり、かなりのプレッシャーを感じる毎日。
野菜苗に比べ、どうしてこんなに欲しがる人が多いのだろうか?
野菜と違って食べる事もできない花の苗。種を播き大きくして花を咲かせるのが好き、と言うなら解からないでもない。咲いたものを貰い、ただ単に観賞するだけで満足するのだろうか?
まだまだ素直に理解できるまでには修行が必要のようだ。

少しずつは着実に大きくなっているのだろうが、なんといっても気短な性格。10月も最終週に入り、年内の開花に一抹の不安を感じる。
ギッシリとビオラが並んだ棚を見ながら構想を練る。

ビニールで囲ってみようか・・・・。


画像1:中国大根
画像2:朝の白い息(中に見えた晩御飯のおかず達)
画像3:木曽川の川原から(138タワーと月と東海北陸道)

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家庭菜園してます。
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