ショク隠し切れず
2005/10/16 (日)

harenotikumori.gif 朝晩の寒い温度とは対象的に日中は汗ばむほどの陽気となる。塊のような雲は多めだが秋晴れの良い天気となる。

濡れてはいるが朝から太陽が顔を出す良い天気。朝飯前というほど簡単ではないが、早速〜長ネギ種を播く準備に取り掛かる。
長ネギ種は今年6月に自家採取したもので〜山ほどある。畑のおばさんに1/3ほどプレゼントしたが、まだまだ播ききれない量があり、惜しげも無く播く。

1.2m*50cm巾の畝を作り播き溝を入れて長ネギと一本太ネギの2種類を筋蒔き。
畝は少し高めにして雨水に浸からないように工夫。播いた後は寒冷紗で雨が直接当たらないように軽く保護する。

朝食後はゴボウ畝の整理。サツマイモのツルは覆い被さりスギナやら雑草やら〜ものの見事に生え可哀想なくらいになっていたゴボウ達。
サツマイモのツルを上げ草むしりをする。ついでに間引きもしようかと思うが、まだ隙間はありそうで今回はもう一度我慢。

我慢できなかったのが、サツマイモ。ツルを上げながら〜どうしても掘ってみたい衝動に駆られる。雨で濡れたツルを掻き分け、端っこのマルチをメクル。
メクリ上げたマルチの端から手を入れ芋を探る。二の腕の半分くらいは入っただろうか、いっこうに芋らしき感触はない。
ブチッ!
切れたのはツルでもマルチでもない、言うまでもなく頭の線のどこか。

気短の性格がもろに出るのはこうゆう場合。そろそろとめくり上げたマルチを引きちぎり、芋ツルを引っ張る。
ボキッという音と共にツルは切れたが芋はついて来ず。芋づる式という諺は〜たぶんサツマイモのことだと思うが、何もついて来ない場合はどう言えばいいのだろうか。
ツルだけ式?とでも言うのか。

ツルが切れた辺りに再度手を入れる。白っぽい芋の液が手にネバネバとつき気持ち悪い感触がする。

あった!
さほど太くも無く、良い感じの芋が1個。そしてまた1個。ネバネバの感触は忘れ〜ルンルンする気持ちを抑えながら〜さらに奥深く手を入れてみる。
ない?ないの?なぁーーーい!

出来そこないらしき物も、細い根っこもない。1株から〜たったの2個。だけ。
今年は、よぉーー出来とるで、あの言葉はどこに、誰のためのもの・・・。

芋を隠すように持ち、誰にも見つからぬよう走って家に帰ったのは、それからすぐのこと。

そんな畑には午後も行かずじまい。
家でプランターに中国大根を播き、ビオラの苗をプランターと鉢に植え替えをする。

今日の作業でビオラポットは96個になり、プランター4個と鉢が2個増えた。ビオラ屋敷となる日も近い。

これからは〜野菜止めて花にしようか。
気落ちした気分で、整然と並んだビオラの苗に話し掛けてみる。

せめて1株に4個は、いや3個でも、もしかしたら5個、6個くらいは。
そんな思いは儚くも散った。


画像1:さつまいも(たった2個・・・(T_T))
画像2:中国大根(プランター播き)
画像3:長ネギ(露地播き)

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家庭菜園してます。
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