2005/10/07 (金)
午前中の晴れ間が嘘のように降り出した雨。シトシトと、まるで梅雨のように日付が変わるまで降り続ける。
予報では午後から雨だというが、そうは思えないピッツカピカの朝の天気。明日からの作業を考えながら、朝のチェックに出かける。
第一畑では〜トマコン用に植えてあったミニキャロルの撤収。植え場所が決まらずポット苗のまま放置してある白菜の定植。カブ、二回目に播いた聖護院、耐病総太り大根の間引き。からし菜、チンゲンサイの収穫。発芽が悪かったホウレン草の追加播き。 第二畑はジャガイモの土寄せと草取り。天気さえ良ければサツマイモ堀。 家では100個を目指してビオラのポット上げ及びビオラ用のプランターの土作り、朝顔の種取から撤収、苗箱に播いた玉葱苗の土寄せなど。
考えれば、まずまず〜それなりにやる作業もあり、退屈はしないで済みそうな感じがする今週末。 天気予報が良くないことが唯一の心配の種だが、雨も降って欲しいところだし気持ちは微妙。
細かい作業は明日以降にすることにし、早々と出勤する。
ラジオ体操が始まる前に農園日記をチェックし掲示板の返信を考えながらラジオ体操をする。 『あのぉ〜〜』 「うん?なに?どうしたん?また腹でも痛いの?」 『やだぁ〜違ひますぅーー』 「うん?じゃあ、どうしたん」 『駐車場に行って来ていひですかぁ〜?』 「駐車場?あ〜別にええよ。なんか忘れもんでもしたん?」 『はひぃ〜〜〜』 「行っといで」 行っても良いと言ってるのに、なぜかモジモジとして動かない事務員。
「どうしたん?早よぉー行ってくりゃーええやん」 『あのぉ〜車のぉ〜♪〜ガソリンのぉ〜ふたがぁ〜〜♪開いてるんでぇ〜』 「はぁ〜?蓋開いたままなの?」 相変わらず、都合が悪くなると声を出さず首を縦に振る仕草だけ。
「なんで、そんなとこ開いてるん?セルフでも行ったの」 嬉しそうな顔をして、またコクと頷く。 「今朝、行ったの?」 『はひ』 「朝はカンて、急いどる時は行かんほうがええの。早よぉーー行って閉めてりゃー」 それでも動こうとしない事務員。 「どうしたん?早く行ってこなーー」 『あのぉ〜フタの中の〜クルクルってするのも・・・・』 「なんじゃぁ!?給油口のキャップが無いの?じゃぁ〜開けっぱなしで走って来たの?」 怒っているわけではないが〜なぜか叱られている子供のように上目使いをして頷いてみせる。
「車の振動でガソリンがこぼれて誰かがタバコでも捨てたら、爆発するやんか。恐っそろしいーー!」 『ええっーー??そうなんですかぁ〜?恐ぁーーーい』 「あらら・・まあええわ。とりあえずガムテープでも貼ってりゃー。で〜満タンに入れたの?」 両目でウンインクしながら首を振り右手の指を3本立ててみせる。 「30リッター?」 またまた両目でウインクしながら首を振る。 「なんやねん、いちいち目をパチパチすんなちゅうの」 『パチパチなんて〜ひてませんよーー。三千円分・・・』 「あっ、三千円分。ふ〜〜ん満タンじゃないならまだええかも」 『大丈夫ですかね?』 「解からんけど〜しゃぁーないやん、無いもん」 『はぁーーーい♪』
ガムテープで応急処置をして落ち着いたのか、いつもとなんら変わりない時間中の態度と会話。 肝が据わってるというか、動じないというか、出来れば見習いたい一面。
「気をつけて帰らなかんよ。デコボコんとこはゆっくり行って、急ハンドルはしんように。ええ?」 『はぁーーい』 「ガソリンが漏れて火がついたら、真っ黒黒のコゲコゲになるでね」 『そんなのぉ〜やですぅーー』 「あほか、だったら忘れるなってこと。早よぉー帰り」 『はぁーーい』 解かったのか解からないのか、不安な素振りも見せずに帰宅した事務員。6時半過ぎにメールが入る。
(クルクルするヤツ、セルフにありましたぁーー^^ ^^ ^^お兄さんが取っといてくれましたーーー v_ _m v_ _m) [あったの、そりゃー良かったやん。ママには内緒にしといたるから気をつけて帰ってよーー] (前に忘れて時と同じお兄さんが覚えててくれましたぁーー。ご心配かけましたぁーー) [なぬ?前って〜初めてと違うの?2回目?] (はぁ〜〜い、そん時はママ笑ってましたから大丈夫でーーすv^^v^^v^^v^^)
そりゃー呆れて笑ったんだっちゅうの!
画像1:忘れたガソリンのキャップと給油口の蓋
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