名月で一句
2005/09/18 (日)

harenotikumori.gif 濃紺の空に一際大きな月が黄色く光る。月明かりに現れたクッキリとした影に昼間の暑さも忘れられる。

昨日は朝から晩まで久しぶりの一人暮らし。昼も夜も好きな時間に好きな物を好きなだけ好きな場所で食べれば良い、気楽な一日。
こんな日は畑作業も予想外に捗る。予定していた以上に進みはしたが〜思わぬしっぺ返しが来た昨夜。
寝転んでいても〜痛くてたまらない、ふくらはぎと土踏まず。風呂上りにサロンパスダッシュを吹きかけ、肩たたきでマッサージをすること1時間あまり。今度は手が疲れそうな予感もする。

その効果があったのか、まるで痛くない朝。少し遅めだが〜今日も畑仕事にかかる。
夏野菜の撤収第二弾、水ナスとシシトウ。
シシトウはまだたくさんの青い実を付けているが、今は〜ほとんど食べる事もない。種取り用に赤く熟した大きなものを5個ばかり採り、後はゴミ袋へ。

水ナスとシシトウの撤収跡を粗お越しし石灰チッソ撒けば、今週予定していた力仕事はほぼ終了。
昼食後に玉葱の種蒔き畝を作る。

去年、大雨と台風にやられ播いた種がことごとくダメになった玉葱。今年は経験を生かし畑と苗箱に播いてみる。
猩々赤とOK黄は畑に、アトンとラピュタUは苗箱に。それぞれ100粒程度を播き、早生とあわせて500粒。350〜400本くらいの苗が出来れば予定通り。

50〜100本前後は〜じ*畑にお裾分けし残ったものがうちの分。とてもとても玉千会に入れるほどの量でもない。分相応といったところ。

『どこにあるんやろー、見えーせんよ』
「見えんってことはないやん、今日は中秋の名月やもん」
『ほんなこと言ったって、ないがね』
雲ひとつ無い空、明るさはあるが〜確かに見えない月。
夕方、探検隊の散歩中に川原からススキを採り家に持ち帰った。元ワインボトルだったガラスの花瓶に生けてテーブルの上に置く。
それが気に入ったのか〜暗くなリ始めた7時頃、外に出て空を眺める。

「あれ〜?変やねぇー?」
『まんだ早いかもしれんわー、もうちょっと後やね』

期待した月はまだ無い薄暗い夜空、家に戻り夕飯から入浴を済ませ〜テレビを見ながらまったりとした時間が過ぎる。お互いが忘れて〜寝る時間に間もない頃。
『あっ!そいえば〜忘れとったがね、月見るの』
「あっ、ホント」

勝手口から外に出て月が出てると呼ぶ声につられ、重い腰を上げる。相変わらず雲ひとつない明るい空に大きな満月が、ほどよい高さに。
『一句出来たよ』
「なにて?」
『名月や、やっぱり満月、まぁ〜るいな』
なんやねん、それ。しょーもなぁーーーぎゃははは・・・\(@▽@)/
とは思ってみたが、ここでそれを言ったらおしまい。ここは〜少し気を利かせてみる。

「おーーーめちゃうめぇーー、中々やるやん」
『一句歌ってからでないと家ん中に入ったらカンでねぇー。早よ作りゃーよ』
先祖代代から、そんな決まりなど家には無い。でも〜まあ面白い趣向ではあり、ちょっと乗っかってみることに。
『早よぉーーしてよぉーー』
「ちょっと待ってってぇーー」
自分から思いつき、自分はさっさと済ませたのを〜これ幸いに人をせかす。どこにでも居る、あまり好きくなれないタイプの代表。
「ええーーと。月の中、犬にもうさぎ、見えるかな」
『・・・・・』
「どうよ?」
『・・・・・』
「どうなの?どう?」
『ぶわっはっはっははぁーーーー。へたくそ〜〜〜!』


なんちゅうヤツだ。もぉーーー。(`-´)ノ


画像1:満月(ちぃ〜〜〜さぁ〜〜〜(><))
画像2:茎チシャ(土曜定植分)
画像3:名月とモモ

i0 i1 i2
 
家庭菜園してます。
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]