語るに落ちる
2005/09/11 (日)

kumori.gif 雨の予報に怪しくなる雲行き。夜になってポツポツとした雨も虫たちの声が止むほどには降らず。

偶然にも昨日とほぼ同じ時刻に起床。夜の間に雨が降ったのか濡れた地面が気になる。どうしようかと畑の様子見に行ってみるが〜問題は無さそう。昨日の続き、イチゴ苗の撤収から荒お越しを始める。
少し濡れた土は鍬の刃も楽に入る。予想よりも早く荒お越しを終え、昨日買って来た石灰窒素を撒く。

『選挙行くよーー』
7時15分、早々と選挙に行くと呼びに来る。
「あら〜すごいやん、めっちゃ早いやんかー」
『ええから、行こー』

昨夜、早く行くとは言っていたが〜これほど早いとは予想も出来ず。やはり今回の選挙の関心の高さが伺われる。

『誰に入れるの?』
「いいやん誰だってぇー。ほんなもん、教えーへん」
『どうせ、あの人しかおらんやん、素直に言えばええのに。ほれほれ、言ってみやぁー』
「うるさいっちゅうの!ほっといてんか」
うちは〜世間でゆうところの、いわゆる無党派層の部類。どこに入会するわけでも無く、どこに義理があるわけでも無い。
『変なとこに入れるとカンで聞いたるんやがねーー』
「うるさいっちゅうの、どこだってええやん。自分やって前の選挙の時、秘書給与詐欺で捕まったヤツに入れたんやろーー」
『あんなん最初から解かってたら入れぇーーせんわ』
「あっ!やっぱり入れたんやんかーー、ぎゃはははは・・」
『もうぉ〜ずっるいなぁーー、自分は誰やったの?』
「知ーーーらん、言わんも」
『言わんかい、卑怯もーーーん!』
朝っぱらからバカな話を短い車の中で交わす。

7時半少し前、混雑と言うほどでは無いが〜まずまずの人で賑わう投票所。
恐い顔で睨みを利かせる責任者と名札が付いた、おっさんが〜どうも嫌な感じ。

こらこらこらぁーーー、おっさん。ご苦労様とか〜お疲れ様の一言くらいないんけぇーー。弁当も日当も出るじゃろーいつまでもジロジロと見んといてくろ!!

こうゆう風やで投票率も下がるんやわ。たまには〜アヤヤとか、美咲ちゃんとか、可愛い子を連れて来てみろ。投票率100%だって望めるっちゅうのに!
朝っぱらから〜しかめっ面なんて見たぁーないの、額にシワなんか寄せとってはカンの!まったく、もう。

文句は多々あれど、早々と投票を済ませ一応の国民としての義務を果たした。後はゆっくりと菜園作業が出来るというもの。

石灰窒素撒きまでで白菜予定地の作業は一段落。
続いてセルポットで育苗したチンゲンサイと、からし菜を定植し、早生玉葱、2回目のビオラ、菜花の種を播く。
夕方、日が暮れかかった頃、白菜畝に牛糞を鋤きこみ今週の予定は全て終わり。

『畑終わったのぉーー?』
「うん、終わり。後は選挙でも見ながらゆっくりするわ」
『その前に買い物行こ、一緒に』
「ええぇーー?!、一緒?一人で行きゃーええやん」
『一緒に行きたいって言ってるのに、行けせんつもり?』いつにも無く、睨むような顔。
「はい、はい、行きますです」
投票所よりは、やや遠いスーパーへ買い物に出かける。

『籠とカート持って来てねーー』
「OKーーー!」
何がどこにあるのか解かっているのだろうメモ用紙を見ながら、さっさと買い物を始め籠に放り込む手つきは手馴れたもの。
『はい、今度こっちこっち』
「なんでぇ〜まだ見とるやん」
『そんなもん要らんから、早くこっち、こっち。重たいがね、いつまでも手で持っとれんの』
「なんやねん、もう」
野菜売り場から始まって〜あっという間の1周。買い忘れがあったのか、あっちに戻りこっちに戻りを数回。

『さぁー帰ろ』
「なんやねん、こんなんなら付いてこんでも良かったんちゃうの?」
『ほんなこと無いよ〜、これからが出番だから。ほぅ〜ら、これ持って』
「なんや〜荷物持ちってこと?」
『まんだあるよ』
「まだなんかあるの?」
返事も無く、急ぎ足で出口へと向かう。

小雨でも降ってきたのか、来た時には濡れてなかった路面が黒く光って見える。
『あれぇ〜降ってきたみたいやわー。車持って来てよー』

あち!そぉーか〜運転手ってことか・・・。(×_×)


画像1:来週定植予定の苗(白菜2種、茎チシャ、チヒリ・・・ごっちゃごちゃ?)
画像2:石灰窒素ペルカ(買ったよぉーーー、飲んでないよーー)
画像3:雑草が目立つ〜さつまいも畝

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家庭菜園してます。
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