2005/09/09 (金)
昨日のような真夏日を覚悟した朝。午後からは小さいが無数の厚い雲に遮られ、気温も上がらず。雨でも降るのだろうか?
普通の暮らしに戻った朝、今日もポット苗のチェックと畑の様子見。 台風の前、今週の日曜に播いたゴボウと水菜の発芽を見つける。ゴボウは1cmから2cm間隔で播いてみたが〜かなり歯抜け状態。それでも、あれだけの雨と風に叩かれて良く無事に発芽したものだと感心する。 水菜は、ある部分だけが発芽してないようだが〜その他は双葉が重なるほどビッチリと生えている。
直播をして、播いたところ全てが均等に生えるということは〜まず今まで経験が無い。なぜなのか詳しいことは解からないが、現実だから仕方が無い。 気分的には生え無かったところに追加播きをしたいが、こうゆう場合〜まず上手く行く事は無い。例え生えてきても発芽が遅れてる分、他の苗の成長に負け大きくなって来ない。
発芽を揃える事が大切。良くものの本に書いてある言葉だが、試してみて初めて解かるというもの。
『わしゃーきうりの苗買うじゃうぇー』 「あれ?どこに植えるんです?植えるとこありましたっけ?」 『今植えたる、きうりのあいさへ植えるじゃわ。今年はけぇーさんして開けといたじゃわ』 「あーーーそうですか〜」 『今年は、せぇーしょからそーするつもりやったうぇー』 「大丈夫ですかね?大きくなりますかね?難しいのと違いますー?」 『なんでじゃー、開いとるとこに植えるじゃで、ええじゃろぉー。まぁーみとれ、そのうちわかるうぇー』 去年の初夏、そう言って〜じ*畑の4本のきゅうりの間に植えた3本のきゅうり苗。
『あかんうぇー、なんでじゃ』 「やっぱりダメですかーー、なんでか解からんけど〜こうゆうのは上手くいかんのですよー」 『なんちゃー!知っとったんけぇー!んなもん、言わなかんうぇー』
毎度のことで返事もしたくなかったが、今回ばかりは自分自身相当に期待が大きかったようで〜かなりのショックだったらしい。それから2週間ほど、まるで姿を見せなかった、じ*。
そういう経験もありながら、頭で理解も出来てるはずなのに、尚〜生えてこなかった所へ追加播きがしたくなる。 “おめぇーさんは欲が深けぇーーわ”と言われる所以なのかもしれない。
パット見、30本や40本の芽は出ている。このまま順調に育ったとすれば、当然間引きも必要になる。適度に間引いたとしても何十本ものゴボウが、うちだけで食べれる筈も無い。 ここは、もう一度ぐっと我慢しなければならない。今週の土日が我慢のしどころ。
狭いゴボウ畝の隣にあるサツマイモ。最近ワキツルの伸びがすこぶる良くなった。お盆前までは南瓜に押され気味で、中々伸びて来なかったが〜ようやくサツマイモらしくなってきた。 それでも、隣近所のサツマイモと比べれば段違いに成長は悪い。 伸びたツルや葉っぱが繁り土は全く見えなくなっている隣のサツマイモ。それに比べ〜密集度が極端に悪く黒いマルチが丸見えの、うちのサツマイモ。
他所より良くなくていい、他所と一緒なら。いつの時でも〜どこでも同じ事を思う。 なんで、こんなに違うの・・・・なんで〜うちだけ繁ってないの・・・・。 そう思って見だすと〜余計に心配になってくる。
農園日記のどこかで、試し堀りをしたとの記事を今週〜見た。 牛乳パックのようなデッカイ芋が2個、焼きイモにピッタリのようなサイズのものが5、6個。1本のサツマイモ苗から、それだけの量が〜この時期に採れたと書いてあった。
1本で、こんなにたくさん!まだ9月になったばかりだと言うのに! このまま9月が過ぎ10月になれば〜より一段とパワーアップした、これ以上の収穫が望めることは間違いなさそう。
くうぅ・・・・(×_×) きっと只者ではない。このサツマイモの製作者。
牛乳パックとまでは言わない、せめてブリックパックくらいのもので良いから。 4、5本、いや、3本でも良い、出来ていて欲しいと願う。
秋の始まりを感じさせる、涼しげな早朝の畑。 サツマイモのツルに見とれながら、静かにたたずむのであった。
画像1:さつまいも予想図(希望図?お願い図?すがりたい図?神頼み図)(T_T)
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