虫の声
2005/08/29 (月)

harenotikumori.gif 涼しくなった朝、天気予報は34℃を予測する。残暑の言葉がピタリと当てはまる一日。

心配された雨も降らず、予定通りの畑作業が出来た土日。次の来週以降の予定を考えながら出勤する。

来週はワケギ、にんにくの植え込み、長ネギの土寄せ、サツマイモのツル返し、ポット苗の植え替え、時期さえ合えばゴボウの種蒔きなどをしたい。再来週はいちご苗の植え替え、、秋ジャガ定植、かぶ種蒔きなど。再来来週はポット苗定植、菜花、玉葱、大根種蒔き。
予定している作業の間を見計らって夏野菜の撤収から耕し、畝作りもしなければならず〜かなりハードな作業が待っている。

再来週、予定しているイチゴ苗、今回で4代目となる。
畑を始めた4年前の5月、女峰いちごを2株買い種株を増やしつづけた。そろそろ変え時のような気がするが、中々諦めきれない。

いちごは〜3年くれぇーで変えたほうがええじゃわ。
去年、畑仲間のおじさんから言われた言葉が耳に残る。

うちの近所、最近の流行りはジャンボイチゴ。今年は〜かなりの畑で見るようになった。普通のイチゴに比べて倍から3倍は充分にあるジャンボイチゴ。実物を見れば〜笑えてくるくらいの大きさで、確かに心が揺れる。
5月頃、親株が無いかと探してみたが〜どこも売り切れ状態。どこかの畑で植え余りが出ないかと、密かに期待はしているのだが・・・。


お盆明け2週間、朝晩はホントに涼しくなった。日中の気温が30℃を超しても日が沈み吹く風は、爽やかそのもの。

「どうよ、今日の調子は?」
『うん?まあまあやね』
「ほんならええけどさぁ〜〜〜。あれ?飲んどるの?」
『うん、もちろん』
「毎日々、よぉー飲めるね。たまには抜いたほうが、ええんちゃう?』
『ここんとこ飲んでないもん』
「だって、病気やったやんかー。そんなんあたり前やんかー」
『ええの、ちょっとだけやで』
ちょっとだけと言いながら、既に500ml缶は開け焼酎のコーラ割を飲み続ける万年アル中。
病気で無ければ7時前から夕食と共にビールを飲み、韓流ドラマを見ながら12時近くまで焼酎を飲む。たまたま、そうゆう日もあると言うなら〜まだしも。それが毎日の繰り返しだから〜ちょっと信じられない。

「だいぶ涼しなったやんねー、蝉の音も聞こえんようになったし」
『はぁ〜ん?蝉?・・・・。テレビちょっと消してみやぁーー』
そう言いながら窓に向かいカーテンを開け、サッシのカギに手をする。

『はよぉーー消してよ』
「なんで〜消すの?見とるやん」
『ええから、ちょっと消して』
レースのカーテンが僅かに揺れ、弱い風が部屋の中を通り過ぎる。

「・・・・?あっ!スズムシ、もう?」
リリリリィーーーリィーリーーー。開けた窓の外から小刻みな高い音色が途絶えることなく、いつまでも聞こえる。

「あれぇーーいつから鳴いとるの?」
『先週くらいからやったかなぁーー』
テレビ消して良かったやろ、そう言っているかのような〜ちょっぴり嬉しそうな、自慢気の顔。

寒かった春、空を突くようなヒヨドリの悲鳴に思わず身をすくめた。
空梅雨に何度も何度も雨を期待して聞いたカエルの合唱。
蝉の騒音と35度を超す気温に暑くて気が狂いそうになった夏。
そして〜前触れもなく涼しくなった初秋の虫の声。

車の騒音もテレビの音も無い、虫の声だけがやけに大きく聞こえる静かな夜。


【今日の追記】
くぅ・・・・・・(×_×)
この終わり方は〜どうもイカン。どうも、パットしない。
やっぱり〜キャラが違うんかなぁーー(T_T)


画像1:大輪朝顔(ワキ芽から咲いた、ピ)
画像2:洗面所の扇風機(マイナスイオンも出るそうな・・(・・?))
画像3:ハバネロ(花もチラホラ、青い実もポツン)

i0 i1 i2
 
家庭菜園してます。
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]