2005/08/26 (金)
晴れてはいるが清々しさが無い、台風一過とは言いがたい真夏ような蒸し暑い一日。
台風は偶然にも方向を変え無事に過ぎた昨日。今日は朝から片付けたポット苗を外に出す作業がある。昨夜、暗くなってからやろうと思ってはみたが〜やはり暗がりの作業はいただけ無い。それでなくても見難くなってた視力、無理をしてポット苗を出しても〜何かがある可能性は大。
一個一個苗の様子を見ながら物置から取り出だす。徒長して倒れかかっているものには軽く土寄せをし、表面が乾いてるものには水遣りをする。 吹き返しの風が強くなって、先回のように悔やむことになっても困る。多少日当たりは悪いが風の当たらない場所を選んでポット苗を並べる。
「今日は、早よぉー帰ってくるから。病院、行ってこなかんよ」 返事は聞こえなかったような気はするが、声は届いてるはず。台風一過の朝、いつも通りに車の中で明日の予定を考えながらの出勤。
先週末から個人開業医、総合病院、耳鼻咽喉科と病院のハシゴをしているマイナスイオン、オタッキー。 このところ一週間以上、体調が優れない、らしい。(本人で無いから解からないが・・)
グターラを含め掃除、片付け、食事には、とんと拘りは無い我々二人。カップヌードルでもレトルトカレーでもコンビニ弁当でも〜十分暮らしていける。なんでも良いから、何もしなくて良いから、となんども言い続けてはいるが。 イカン、そんなもん食べたらイカン、病気になる。 そう言いながら毎度毎度、優れない体調のまま用意をしてくれる朝晩の食事。
掃除も休みにやるから〜洗濯も2日か3日起きにしたらと言って見るが返事もしない。 主婦として、なにやら〜それなりの拘りがあるのかもしれない。
そんな理由もあって時期遅しではあるが洗面所の扇風機も買ってはみたが〜そんなことで治るはずも無い。
「どうよ今日の調子は?」 『う〜〜ん、まあまあかな』 「で、なんて言ってたの病院」 『夏風邪やと』 「それやったら、また一緒やん。それにしては治らんやんかー」 『そうやて〜こんなに長引いたこと今まで、いっぺんも無いし・・。今度もう一回違う病院に行ってみるわ』 先週、熱が出始めた頃は、かなり落ち込んでいたが〜最近は慣れっこになってきたのか〜なぜかこの調子。
『そういやぁーさぁー、ちょっと聞いてよ』 「うん?なに?」 『結婚してから、ず〜〜〜っと変わらんかった、1kも変わらんかった体重。この1週間で5kも痩せたんやわー』 「うそぉっーー!?あれ〜そういえばーーー顔もなんとなく・・」 『あほか!顔なんか痩せぇーへん。痩せたのはココ』 ショジョ寺の狸のように嬉しそうに叩いてみせる腹。 「はぁ〜〜ん?そんなに上手い調子に腹が痩せる訳ないやん」
そんなこと言うならこれを見ろとばかりにソファーに掛けられたスカートをジーンズの上から穿き出す。 今晩はこの話をしようと予め用意してあったのか、どこかに穿いて行こうと持って来たのかは定かではないが、タイミングが良すぎるのは間違いない。
『これ見てぇーー!』 腹の辺りでブカブカさせてるスカート、もちろんゴム入りでもない。確かに最大で5cm程は隙間が出来る。つりバンドでもしなければ、普通このままでは〜とても穿けそうには無い。
「あら?ホントやん、でぇーじょうぶか、そんなに痩せて」 『解からーん。でも〜このままやったら、また服買い直さなかんもー♪』 「えっーー!?」 あっけに取られる、自分。またしても、やられたのか?
『やっぱさぁー、ダイエットするなら病気が一番やね。みんなに教えたろ♪』
ぶっ! 早く帰って来るんじゃなかった。(×_×)
画像1:スジ雲(台風一過) 画像2:一口枝豆会(やっぱりーー実の数が少ない) 画像3:病気になる前の〜ぎゃはは
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