驚き、モモの木、山椒の木
2005/08/09 (火)

hare.gif 見ても変わらぬ天気予報、それでも毎朝の新聞を読み、テレビを見なければ気が収まらない。いつになったら降るのか雨、今日も真夏の日差しが容赦なく照りつける。

もぉ〜♪いくつ寝〜〜♪ると〜盆休み〜♪・・・って五月連休前にも歌ってたような気がしないでもない。
日頃の行いが良いのか〜もう役に立たなくなったのか、今年のお盆は出張も無く休めそうな予感がする〜休みまで後3日にせまった火曜の朝。

日課となったプランターの水遣り、ジョウロを持ち農業用水の取水口に行く。
根張りの為に少しの期間止まっていた農業用水、最近〜また出し始めた。取水口が家の直ぐまん前にあり、適当に使わせて貰っている。
“ホース突っ込んでポンプで汲み上げたれ”
畑仲間のおじさんにしょっちゅう言われるが、非組合員では中々そこまでは出来ない。

何年か前、水不足と世の中で囁かれ皆が節水をしている時でも溢れんばかりに水を出し続けていた農業用水の取水口。堰を止めてはあるが、それでもかなりの量が田んぼに行かず悪水路に流れ込んでいる。
なんか〜勿体無いなぁーーー。これ汲んでイカンやろか?

昔々、若かりし頃なら、そんな事を考える間もなく汲み上げて使っていたが良識のある年頃になると、そうもいかない。
「これジョウロで汲んで、いいですかねぇ?」こうゆう時、頼りになるのが町内の役を歴任した、おじい様。
『なにをじぇー?』
「この農業用水ですけど・・」
『ほんなもん、くみゃええがやー。だぁれももんくいえせんうぇー』

その一言があれば恐い物無し、黄門様の印籠と同じ。それ以来、時々汲ませて頂いてる。

うおっーーー!
あ〜〜ビックリした、ヘビじゃん。

驚いたのはヘビの方だったかもしれない。水を汲み上げる為に畑の畦に踏み出した左足のつま先部分で、尻尾らしきあたりを踏んづけたか〜蹴ってしまったような気がする。
寝てたのか、何かを狙っていたのか、はっきりしない。少なくても移動中(うん?)つまり動いてはいなかった、ヘビの尻尾あたり。

こ・腰が抜けそう・・・。
あまりの突然の出来事に、シュシュルと稲の間を抜け逃げて行くヘビの姿が見えなくなるまで身動きすら出来ない。
普通にヘビを見るくらいなら〜こうまではならなかった筈。
腰から膝、足の力が抜けたようになり屈みながらガクガクと歩き、その場を離れ腰を降ろす。
参ったなぁーー、あ〜〜ホントびっくりした。

1分も待たず、元通りとなった我が下半身。気分を取り直し水道から水を汲み、プランターへの水遣り。
あっ〜咲いたじゃん、こっちもぉー。
大輪朝顔に一番花を見つける。切れ目も無く完璧な形の濃いピンクの花が一輪。
ヘビに驚きドキドキと音を立てていた胸の鼓動が静かになるのが解かる。


毎週の事のように土日貯めた日記を書き、帰社が遅くなる火曜日の夜。今日も少し遅れて、いつも居酒屋に到着。

『おぉーーおせぇーわ。せぇ〜きん、来るのおっせえなぁーー、仕事いそがしいんけぇーー』
「いや、そうでも無いんですけど〜ちょっとあってーー」
『わけぇーもんは、ええわなーー、おもしれぇーことよぅけあるでなぁーー』確かに面白いって言えば面白い部類に入るだろうが、あまり貯めるとかなり苦しいとも言える最近。
「えっ?そんなぁー面白い事って言うか〜ちょっと日記を・・」
『はぁ〜?なんじゃてぇ〜?ニッキってなんやぁーー?』
「いえ〜あのぉ〜パソコンをちょっと・・」
『なんやぁ〜はっきりせんなぁーープログでもやっとるんけっ?』
どっひゃ〜〜〜〜〜〜〜っ!
パソコンはもちろん、そうゆう類には全く、絶対、百パーセント縁が無いと思ってた、場所で、人で、時間帯で、プログ!

「ぷ・ぷ・ぷ・ぷろぐって〜知ってるんです!?」口に持っていったビールグラス、飲む前でホントに良かった。一口でも飲んでいたら〜間違いなく吹き出していたところ。
『ほんなもん、しっとるやろぉーふつう。ばかにしたら、かんでぇーー』
もう一度、ちゃんと驚いて見たかったが、あまりにクドイのは嫌われる。
「ええ〜そうなの、そりゃーすいません。プログなんてリッパなものでは無くて、ちょっとした日記みたいなもんです」
『わしんとこの嫁はんも、よぉー見とらっせるでねー。こんど、どこ見やええか教えたって』
「どこって?なんのことです?」
『なぁに言っとるじゃ、どっかにけぇーとるんやろ、めぇーにちのこと』

口に含んだビール、その後どうなったかは言うまでもない。

ハンドルネーム、変えてもう一回入り直そうかなぁーー。変なことばっかり書いてきたしなぁ・・・。
程よく飲んで酔ったにしては寝付かれない夜、日記の内容に少し後悔。


画像1:大輪朝顔(一番花)
画像2:大輪朝顔全景
画像3:ミニ朝顔全景

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家庭菜園してます。
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