南瓜の茎
2005/07/29 (金)

kumori.gif 薄い雲が空一面に広がり熱せられた空気の逃げ場が無い。名古屋特有の暑い夏、逃げ出したくなる。

第二畑が気になり出勤前、様子見に出かける。(水玉さんに偶然また会おうという不純な考えでは断じて無い。菜園オタクとして純粋に野菜の様子見)

まずは〜ざっと一通り見回してカン、ペットボトルが無いかをチェック。
目の届く範囲には無く、ちょっと一安心。
気が付かないところで誰かに恨まれているのかも知れない、悪質ないたずらかもしれない。ほっておいて、ゴミの山と勘違いされ、どんどん増えるのも困る。

犬の糞お断りとは書けるが、ペットボトル投げ込むなとは、恥ずかしくて書けそうにもない。とにかく当分の間は、こまめに来て拾うことにするつもり。

いち、にぃ、さん、よん。
気になっていた、えびす南瓜。朝露に濡れた草むらの中までも、丹念に調べてみる。草に隠れ日陰となっている南瓜は青々と、葉っぱが枯れ日当たり十分となった南瓜はやや白っぽくなっている。
どうやら、盗られたのは4個。ツルの付け根が、むしり取られたようになっている。盗られた場所も、元なりばかり。

くそぉーーーこの盗り方は、どう考えても野菜に詳しいヤツの仕業。南瓜泥棒のプロというのが居たら、まずそいつの仕業に違いないと勝手に思い込んでみる。(そんな物好きな泥棒がいるとは思えないが・・・)

いくら仏の菜園主と言えども〜これ以上は阻止しければならない。元なりばっかり盗られては〜作った意味もなくなる。
出来れば今すぐにでも収穫したいが〜大荷物を持って帰り、朝っぱらから怒られる必要もない。ましてや今日は、嬉しい金曜日なのだから嫌な思いはしたくない。

よし、週末に南瓜を収穫しよう。と決める。

『上手に作ってりゃぁすねぇーー』
「あっ、おはようございます」
第二畑で時々見かける、おばさん。以前、ここに生えていたセンダイ桔梗を欲しいといった人だ。
今朝も犬を連れての散歩。

『これは〜かぼちゃやねぇーー』
「ええ、そうです」
『こんな場所で、よぉー作りゃーたねーー』
「いえ、ここは中々良い土ですよ。草は多いけど・・」
『これ、もらって良い?』
な・なんと朝から大胆なおばはん。挨拶程度は数回あったが名前も素性も知らない、ましてや盗まれてムカムカ来てる大事な南瓜を“くれ!”と言うとは〜どうゆう図々しい神経をしてるのか。

「えっ?いやぁ〜と・とられ・・」
『これねぇー、皮むいてお浸しにすると美味しいんよー知ってた?』全部を言う前に切り出した、おばはん。人の話も最後まで聞けんとは・・もう絶対にヤラン。
「うん?これ?これって〜〜葉っぱ?」
『そう、この茎の皮を剥くと、ちょうどフキみたいになるの』
「へぇ〜〜〜、こんなもん食べれるんですかぁーー」
興味ある聞きなれて無い話には、めっぽう弱い菜園主。とっくに相手のペースにハマッテいることすら忘れて。

『あそこのね、角のおじいさん所より、ここのほうが大きいし美味しそうだから少し頂こうかなーて、声掛けてみたの』
うん?あの角って言えば〜ここら辺でも、野菜作りはかなりの腕前。そこより、うちの南瓜が良いと言う。

ぐふふふ・・ぎひひひ・・・がははは・・・(●^ε^●)そうまで言われては断れない。これで嫌だと言ったら〜ただの意地悪オヤジ。

「あ〜〜葉っぱなら、いいですよ〜取りましょうか?」
『あっ!今は犬の散歩中やでねー後から貰いに来ていい?』
「あっ、はいどうぞ」まんまとしてやられた格好だが、それでも良い。黙って盗ってく南瓜泥棒に比べれば〜可愛いもの。それに葉っぱの食べ方も一つ教えてもらったわけだし。

ほぉ〜〜ん、こんなもんが食えるとはねぇーーー。
少し太めの葉っぱを切り取り、持ち帰る。

「ねぇ、ねぇ、ねぇ、これさぁー皮剥くとフキみたいに食えるんやて、知っとった?」
『・・・・』
「ちょっと〜聞いとる?」
『皮、剥いてから持ってきて!』

はい、そうします。(×_×)


【じじとの会話】さつまいも
ヒ:この空いてる畝は、何やるんです?
じ:そこは、まだきめとらんうぇー
ヒ:これからならー枝豆なんかどうです
じ:わしゃぁーあんなもんやらんうぇー、むしがつくでよぉー
じ(友):葉っぱばっかで実がならなんだでなぁーー
じ:・・・・・。
ヒ:じゃぁ〜さつまいもなんかどうです?
じ:そんなもんも、やらんうぇー。つるが延びてどもならんでなぁー
じ(友):去年、ぜんぶ枯らしてまったでなぁーー
じ:・・・・・。

(ヒ)知ぃ〜〜らんで、知ぃ〜らんで


【土曜撮影分】
画像1:割れたペピーノ(気がつかなかった(××))
画像2:ペピーノ食す(微妙〜〜v(*^^*))
画像3:蚊に食われた腕(誰の腕?)


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家庭菜園してます。
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