2005/07/27 (水)
雲ひとつ無い青い空だけを見上げれば〜まさしく台風一過。ギラギラと輝く太陽の紫外線、10mは超そうかと思われる強風。台風よりも悲惨な一日。
予想外に影響の無かった台風に気分を良くし、朝から片付けたものを元に戻す。 物置にしまったポット苗を日当たりの良い場所に移し、堅めに縛り上げたトマトの紐やトウモロコシに無理やり結んだ紐を緩める。通路を塞いでいる仮でつけた支柱やロープを取り省く。 気分良いついでに、やりくりさんから送って頂いた、ひたし豆を30cm間隔で10箇所ほどに播く。
出勤前は青空が広がる穏やかな感じの台風一過そのものだったが〜日が昇るに連れ吹き出す風。
小枝や葉っぱは吹く風に飛ばされ、大木もユッサユッサと大きく右や左に揺れる。 あっちゃーーええかしら。こんなに風が吹くなんて〜聞いてないやん。
仕事中、窓越しに見える外の様子を伺う。 今更、心配してもどうなることでも無いが、それでもやはり気になる。 もうそろそろ止んで欲しいと1時間置きに外を眺めるが、そんな都合が良い願いがかなう筈も無く、日が沈み見えなくなるまで続く強風。
落ち着かない仕事を早々に終え、菜園に懐中電灯を持ち調査に出かける。 あらぁーーー、やっぱしーー。(×_×)
昨日までは元気一杯に空に向かって延びていたミニトマト、折れてはいないが〜傾いた支柱と共にうな垂れている。ゴーヤやキュウリの葉っぱも、いたるとこにチギレ飛んでいる。 雄穂が出始めたトウモロコシは株元から折れ曲がり倒れている。大きな実をつけていたパプリカの枝も折れ、悲惨な状態。
あ〜〜ぁ〜〜しまったなぁーー。あのまま紐で結んでおけば良かったよぉーー。 後悔しても始まらないが、穏やかだった朝の天気を考えると、まさかこれほどまでになるとは、予想も出来なかった。 この暗さでは直すことも出来ない、ヘタに直して余計に悪くなったことなど過去何度も経験済み。明日の朝にしよう、仕方なくそのままの状態で帰る。
日当たりが良いフェンス際に移した大輪朝顔もシオシオに萎れ、早朝の元気さは見る影も無い。ポット苗も紫外線焼けしたのか何本かは枯れかけている。
あらぁ〜〜やっばいじゃん。枯れんといてよぉーーお願いだから。 もし〜枯れたら、めぐさんになんて言っていいのか、このまま農園日記から逃げ出さなくてはならなくなる。
なんとか持ちこたえて欲しいと願いを込め〜あふれ出るほどの水遣りをしてみる。
とりあえず〜やるだけにことはした、後は野菜達、花達に任せるしかない。意気消沈しながら〜家に入る。
夕食、入浴と一通りの事を済ませ。パソコンに向かい試合途中からのサッカー観戦。 勝てるとは思ってなかったがスーパースターが多いレアルは、やはり必見の価値がある。負けはしたが中々面白かった試合に満足。
一通りチェックした農園日記を閉じて今日の日記をまとめだす。今日の話題は当然のことながら強風の話。 明日は〜早起きして倒れた野菜を少しでも直したい、早く寝ることにしよう。日記も短めで良いか、たまには・・。
そんな後ろ向きな思考がいけなかったのか〜ほぼ出来上がった頃、携帯が震える。 「はい」 『おーー久しぶりやなぁーー』 「あらぁ〜珍しいーーどうしたんですかぁーホントに、お久しぶりです」 『元気でやっとる?』 「ええ、まあなんとか生きてます」 『今度、どうや?みんなも会いたがっとるで』 「ええ、いいですよ」 『ほんじゃ来週な、日にちと時間は連絡するで』 「はい、で〜場所は?」 『なに言っとるんや、昔からの場所に決まっとるやろ、可愛い子おるでぇーー』 「ひぇ〜〜あそこってまだやってるんです?」 『あったりめぇーだがや。じゃぁなーー』 忘れもしない、何十年も前。消防団にいた頃の先輩からの電話。
懐かしいなぁーーー、元気そうやなぁー先輩も。それに〜あの店もまだやってるんかーー。可愛い子って、あははは・・・バカらしい。
あら?そう言えば〜昔々、同じようなことがあったっけーーー。 日記のまとめも忘れ、昔々の出来事を思い出してみる。
よし!変更!
ほとんど出来上がった今日の農園日記。途中からバッサリと消し、過去の回想を書き始める。
ぐふふふ・・・エッセイぽくしてみるかなぁーー今回は。ぐふふふ・・・そうしてみよ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 題名・・忘れられないラーメン 作者・・ヒーム ジャンル・・エッセイ風ノンフィクション(どこがじゃ!)
@真夜中の電話 “リリリ・・”静かな夏の夜、黒くどっしりと構えた昔ながらの電話が深夜の部屋に鳴り響いた{何?こんな時間に・・もう〜誰?} 恐る恐る受話器を取り上げてみる{こんな時間だから会社かなぁ〜?} 「もしもぉーし」 『あっ!ヒームちゃ〜ん。まだ起きとった』 聞きなれたダミ声、まさしく消防団の先輩である 「あれ?どうしたんです」 『お〜ちょっと出てこ〜へんかぁ〜』 「え〜こんなに遅くからですかぁ〜?」 『ま〜だ早いやんかぁ〜明日の朝までは、めっちゃ時間あるで〜』 こんなに“さぶい”冗談を言えるとは、まさに酔っぱらってる証拠。
Aニンジンに釣られ 『可愛い子、おるんや〜ヒームちゃんに紹介したろぉ〜思ってなぁー』 いま、思えばこんな時間にまっとうな可愛い子が居るはずも無い 「え〜でも〜遅いし〜」 『何、言っとるんや。そろそろあんたも決めないかん、せっかく人が心配したっとるに〜。ほんじゃぁ待っとるで〜』{誰も頼んで無いが、これで行かなかったら〜また、めっちゃヒームが悪もんにされそう。もう!くそおやじ〜〜} 結局、夜の11:30過ぎに重い腰を上げ、ご指定のスナックに出かける事になった。
B暗闇のマジック さほど遠くないスナック“よしこ”15分も掛からずに到着{今時、こんな名前って付けるかぁ〜どうせなら当て字でも使って世子乎なんて書けばエキゾチックなのに〜} 青白く妖光を放つ照明付きの看板が雰囲気を装う。昼間見ればお世辞にも小奇麗とは言えない玄関も闇にまみれ、汚れた影も無い。 「こんにちわ〜」 『おう、待っとった、こっちこっち』 大声で呼ぶほど広くない店内は、どうやら消防団の貸切状態。男の性だろうか、一応店内を見回してみる{どこ?どこに居るの、その可愛い子は・・}
C夜食と共に 『今日は、ごくろうさんやったなぁ〜まあいっぱい飲め!』 「あっ!はい、戴きます」 何時間もテーブルの上に置かれっぱなしだったのか、生ぬるいビールが苦い。 『もう、寝とったんか?』{あ〜間違い無く酔っぱらいだよ〜} 「いいえ、まだ起きてました」 『そうやわな、まだ寝るって事はないわなぁ。何か食うか?』 「いえ、別に何も要りませんが〜」 『そう言わんと、今作っとるで〜可愛い子が。ヒームちゃんの為にやぞ〜〜、来んかったら俺が食えたのになぁ〜ガハハハ・・』 「はぁ〜」{だったら呼ぶな、っちゅうの}
Dよしこ カウンター越しに年配のママと思しき人が我々の話をニコニコとした笑顔で聞き入っている。 『せっかく来て下さったのに変な事言ったらあかんよ〜若い人を苛めて面白がらんの』{ほう〜中々良い事言うじゃん。若い人ってヒームの事?照れちゃうじゃん〜} 『何か他にお飲みになリます?水割りでも・・』 「いえ、あまり飲めませんので・・」 『飲めないの?へぇ〜ほんとぉ〜?それで良くこの人達と付き合って居られるわね〜』{付き合ってないの、呼ばれて来た、だけだっちゅうの}
E声の主 『ママァ〜胡椒どこぉ〜?』 人の気配が店の奥からしてる事は先刻承知、気が付かぬ筈は無い。だが素知らぬ振りをして、くだらない話に耳を傾けていた。 『右の棚の上〜』 『はぁ〜い』 タバコと酒、おっさんと化粧の匂いが渦巻く狭く薄暗い部屋に一片の黄色い花びらが舞散ったような声。透き通ったリズミカルな、それでいて哀愁を帯びたトーン。紛れも無い、こんな時間に人を呼びつけて“そろそろ決める相手”と言った、話題の主。薄れ行く声と共にヒームの頬に僅かながら変化が現われた事を本人すらも知らない。
F閉ざされた空間 『真由美ちゃ〜ん、いらっしゃったわよ〜噂の人』 『はぁ〜い、今行きま〜す。もうすぐ出来ますから・・』 本人が知らない間に彼らは何処までの話をしたのだろう、昔々の過去も酒の肴に話されてしまったのだろうか。“噂の彼”とまで言わせるのであれば当然、それなりの覚悟が彼女にもある筈。一抹の不安と希望を抱くヒーム{ま、真由美さんか〜あ〜ドキドキしてきた、どうしよう〜} 「あの〜。お、おトイレ何処ですか」 『奥の右に入った所、暗いから気をつけてね』 「は、はい」 トントントン・・バタン。
G燃えたぎる炎 一瞬にして言葉を失い、目を合わす事など全く出来なくなる。過去、これで何度失敗した事か{落ち着いて・・大丈夫だから・・そんなに可愛いくないから・・} 狭い個室で、何度も自問自答を繰り返すヒーム “ドンドン・・・” 『お〜いヒームちゃ〜ん、真由美ちゃん待ってるよ〜うんこかぁ〜』 遠くで笑い声が聞こえる、品が無い男の様な笑いは間違いなくあのママ。小刻みに軽いアルトの声は真由美ちゃんだろうか・・。{この、くそおやじ〜〜許せ〜〜ん!今回ばかりは絶対に許せ〜〜ん} 「いえ、う*こしてません。すぐ行きますから・・」 『おう!』
H性 よ〜し、そろそろ行こう・・そう思っていた矢先、最も関りたく無い人種に、最悪のタイミングでドアをノックされてしまった。飲みくれている消防団というイメージを払拭しなければ、これから訪れるであろう夢の未来は切り開かれない。気持ちを切り替えるべく、飛び込んだトイレ。要領の悪い者とは、とことんついてないものである。 『**さ〜〜ん、お座りになって〜そんな所にいたらヒームさん恥かしくって出て来れないって〜』 『解かっとる、解かっとる。・・酒は飲めんけどな、ええ男やで〜あいつは』
I停止した時間 下品な大声と悲鳴のような歓声を発しながら、やつらは待ってましたとばかりに、酒の肴にしている事だろう。整形手術後の他人の顔を見るが如く、今か今かと満面の笑みを浮かべて・・。{出にくいよ〜どうしよう、今出たら注目の的、嫌だ〜嫌だよぉー。なんで来たんだ、のこのことこんな所に・・、あの電話さえ取らなければいつもと同じ平和な夜を迎え、夢心地だった筈なのに・・} 何処かに隙間があるのだろう、一人残された狭い空間に、この店にはよほど似合いもしない曲が軽快に流れてきた。小柳ユキの新曲"スイートドリーム"(これは嘘、もう覚えてない)
J天の岩戸 “トントン・” 『大丈夫ですか〜ご気分、悪いんですか〜』 ドアの叩き方一つでこれほど受ける印象とは違うものなのか、限りなく優しいドアの音。 「は、はい、いえ、ちょっ〜と〜」{こ、この声って・・まさか真由美さん。言えないよ〜何処も悪くなくてトイレにずっと居たなんて〜あの、くそおやじの言った通りだと思われてしまう・・・} 「も、もう大丈夫ですから・・」 『おしぼり、ここに置いておきますね、良かったら使ってください』{今だ、ここを出るのは今しか無い、チャンス!彼女と一緒なら注目も半減する} 「カチャ!ギィ〜〜」
K甘い香り 無造作に、スラリと伸びた脚に少し低めの黒いサンダルが程よく彼女の足を包み込んでいる。爪にマニキュアでもしているのだろうか、薄くピンク色に光る指先は黒いサンダルに強調され、さながら小さなろうそくが、ちらちらと燃えるようにも見える。もう少し店内が明るければ、すぐに素足とわかっただろうに・・・。 『大丈夫ですか〜、ハイッ、おしぼり』 未だに下を見つづけるヒームを、彼女はどう感じたのだろう 「ありが・・、ござい・・」{声が・出ない・・・} 彼女から、かすかなコロンの香りが漂ってきた。
L重ねた唇 {柔らかい。こんなに柔らかいものが在るなんて・・} 『あのぉ〜どうかされたんですか〜?』 「い、いえ、なんでもないです」薄くピンク色に染められた唇は光沢を放ちその隙間から白い歯がこぼれる。唇の動きと共にアルトの和音が頭の中を山彦のようにこだまする。{可愛い、めちゃめちゃ可愛いよ〜。うわ〜ん、変な事考えちゃった・・} 『早く戻らないと、またうるさいですよ〜皆さん』 「ええ、今・・」 美人とゆうのは何をしても絵になるのは、何故だろう。うつむきかげんのヒームを下から覗き込むように見るしぐさが、堪らなく可愛い。
M女優 『真由美ちゃ〜ん、そろそろ、いいの〜?』 『まだ、ええやろぉ〜。もうちょっとぐらい。ヒームちゃん、今来たばっかりやで〜』 「ダ〜メ、時間なの」{えっ?時間って何?どうしたの?} 思わず顔を持ち上げた先、いや50cmも離れてはいなかっただろう。美形と表現しただけでは全く物足らない、端整で理知的な彼女の顔が・・。{愛くるしいって言う言葉は、こうゆう時に使うのだろう、初めての経験} 少し長めの髪は耳元で綺麗に揃えられ、容の良い耳に掛けられている。{この感じは・・どこかで見た・・そうだ、そうか“石田ゆりこ”に似てる}
N帰宅 『すいませ〜ん、お先に失礼しま〜す』 『おうーーー!ば〜いばぁい』{人の気も知らんと〜このおっさん達は・・帰っちゃ、やだよ〜〜。待ってよ〜もう少し話しようよ〜} 『私、ちょっと送って来ますから・・』 『ヒームさ〜ん、ラーメン食べて下さいね〜私が作りましたから・・』 振り向きもせず、ママと共に裏口から出て行く彼女に、声すらも掛けられない。 『ほんじゃぁなぁ〜気いつけてな〜』 『繭ちゃんにまた遊びに来やぁって、言っといてぇ〜』 『は〜〜い、ありがとうございま〜す。お休みなさ〜い』
Oラーメンの味 {この暑いのにラーメン?でも〜彼女が作ってくれたからね〜フフ、上手そ!} 「あの子、めっちゃ可愛いですね、それにすごい美人だし〜」 僅か10分前、トイレに閉じこもって居た“やろう”の台詞とは到底思えないほどである 『だろぉ!来て良かったやろ、だで〜来いって電話したったんやがー』 「ありがとうございま〜す」{ヘヘ・このおっさんがねぇ〜こんな事初めて、信じられ〜ん} 『ラーメン、上手いか?』 「うま〜い、この花の形の蒲鉾がきゃわいいですね〜くふふふ・・」 『ぎゃはは・繭ちゃんと同じか、おめぇ〜』{繭ちゃん?そう言えばさっきも・}
P死別 「あのぉ〜繭ちゃんって言うのは・・」 『おう、真由美ちゃんの子供でな〜確か〜三つ位やないかなぁ〜』 『だんなさんがよ〜一年前に死んだんだと・・』 「えっ!?」{なにぃ〜!} 『今は、親と一緒に住んどってな、一生懸命頑張っとるんや』 「・・・・」 『ええが〜別にぃ〜、生き別れやねぇからよ〜』{うっさ〜いちゅうの、おみゃあの意見なんか聞いとらんわ〜} 『でもよ〜可愛いやろ〜あの子は〜』{えぇ〜い、黙れ黙れ、しゃべるなぁー!} ダミ声のおやじも話し疲れたのか、酔いが廻ったのか、返事の無いヒームに言葉を失い、沈黙が流れた。
Q敗者と勝者 『ヒームさん、どう?真由美ちゃんの事』 見送りから、いつ戻ってきたのか。その声は妙に自信に溢れていた。 「は、はい。可愛い感じの方ですね」 『じゃぁ〜お付き合いしてみる?』 「え〜〜あのぉ〜」 『何〜?何か気に入らない所あるの?』 「そうゆう訳じゃ、無いんですけど・・」 『ふ〜〜む?良いわーー。真由美ちゃんね〜週二回だけお手伝いに来てもらってるの、金曜と土曜。今日は、皆さんがいらっしゃったから特別に来てもらったの、だからまた来て頂戴ね。今日、返事しなくたっていいから・・』 「はぁ〜」
R最低のヤツ 男とはどうして、こんなに欲が深いのだろうか。初婚と再婚、それも“こぶ付き”、一般常識であれば即座にNOと言ってもおかしく無い筈である。別に焦っているわけでは無い、たとい一生縁が無いとすれば、それでも暮らしていけると常日頃から考えているのだから。 『真由美ちゃんは、ヒームさんの事。感じの良い人ですねって・・』 「えっ?ほんとですか〜」{きゃは!照れちゃう} 馬鹿!馬鹿としか言い様の無いアホである。話らしい話もせず、狭い空間に〜ただ閉じこもっていたヤロウ、感じが良い筈も無い。 馬鹿とアホと間抜け、どれが一番下のランクなんだろう?と真剣に考えたくなる。
S−@追憶 {ヒームは良い人かぁ〜} 話らしい会話は何も出来ていない、偶然とはいえ合った目線も、彼女の黒くしなやかな長い睫に遮られ3秒も有ったかどうかさだかでは無い。{あんなんじゃ解かんないよ絶対に・・ヒームじゃぁ無理だろうなぁ〜いきなり子供が居るなんて考えられないし・・あんなに美人で可愛らしいもの、他の人がほって置かないよ} 冷静になれば解かりそうなものだ。馬鹿に付ける薬無し。{美人は3日で飽きるって言うからねぇ〜アハハハ} 落ち込むヒームの傍らも、話題の核が居なくなったせいか笑い声も聞こえない。
S−Aドア 「あのぉ〜遅くなってきたんで、今日はそろそろ帰ります」 『そやな、もう遅っせいもんな〜みんなぁ帰ろかっ』 『ドッコイショっと・・。』 『ヒームちゃん、ありがとな〜』 「こちらこそ、どうも〜じゃぁ〜お先に失礼します」 二時間前は目を輝かせ希望に満ち、夢の様な未来を描きながら開いた扉{あ〜〜ぁ、やっぱり来るんじゃ無かったなぁ〜} 肩を落とし引く扉は重い 「あれ〜?硬いなぁ〜これ〜」 『おい、おい!それは、ひっぱっちゃあかんて〜押すの・・』{あらら・・}
S−B空間 車の中の時計は、午前二時{太陽は、もうとっくに地球の裏側にあるってゆうのに、なんでこんなに暑いんだろう} いつもなら助手席に山と積まれた書類や図面も、今日は跡形も無く綺麗に片付けられている。{珍しい事、するもんじゃ無いなぁ〜やっぱり} 空いた助手席に延ばした左手は空を切り、違和感さえ感じられる{今日は寝られそうにないか〜〜}。 居心地の悪い座席にすわり、エンジンをスタートさせた。
FIN 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ぎゃははは・・・書いたぞぉーーーーやったぞぉーーー。\(@▽@)/
時刻は4時15分。バカまるだし(T_T)
画像1:トマコン報告(レッドペア7個、ミニキャロル10個)
番号 | 名前 | 本日収穫数 | 合計 | @ | レッドペア | 7 | 34 | A | イエローペア | 0 | 21 | C | ミニキャロル | 10 | 20 | H | ワプシピニコンピーチ | 0 | 0 |
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