2005/07/12 (火)
小雨+曇り+晴れ間+曇り+晴れ間=曇り。朝、細かい雨が降り出す。本降りになるのかと思えば、晴れ間も見える。ややこしい天気。
プランターキャベツが巻き始め、直径が10cmを超えてきた。同じ時期に露地植えしたものは、もう食べても良いくらいの大きさだから〜やはりプランターは遅い。 このプランターキャベツ、水遣りを忘れて何度も萎れかけた過去がある。昨日、雨が降ったから良いだろうなぁーと思い、ちょっと水遣りをサボると〜見るも無残にシナシナ状態。 その度に、もうダメだと半分諦めながら水をやると朝には元気一杯のシャキシャキ、キャベツ。 暗闇で蹴飛ばし、ひっくり返ったことも、一回や二回では済まされない。
多難を乗り越えてきた、このキャベツ。どんな味がするのか、ちょっと楽しみ。(=^▽^=)
今回、このキャベツとトマコン用のミニトマトを初めてプランターで育ててみた。 露地植えに比べ10倍は手間ひまが掛かっている。 まず一番大変なのが〜水遣り、次に追肥、そして〜固くなった土の処理など。見ない日は無かったような、露地植えでは考えられないくらい、お世話に時間を掛けた。
露地植えなら〜植え付けた時以外、ほとんど水遣りをすることはない。追肥もマルチがしてあれば〜しないし、土もプランターの様に固くなったりはしない。せいぜい気が向いた時に虫取りをするくらい。
農園日記内でも、かなりの人がプランターや鉢植えで育てているが予想以上に大変なことだと、あらためて実感。 土がある場所、畑の偉大さをつくづく感じる今日この頃。
火曜はいつものように帰宅途中の居酒屋へ。 『ひさしぶりや、ねぇーきゃ、どこいっとたじゃぁー』 「いえ、どこも行ってませんよー」 『土日とか、休みは来れんのきゃぁー』 「えぇー、休みはちょっと・・・」 『なんでぇー、おかあちゃん孝行けぇーー?わけぇーーもんはええわなぁーー、ぎゃははは・・・』 この歳になって、そんなことはしてないっちゅうの!ホントに酔っぱらいっていうのはオンナでも品が悪くなるからイヤだ。
先週の火曜以来、1週間ぶりの居酒屋。顔見知りの常連さんは、既に酔っぱらいモード。 『おぉーわけぇーにいちゃん、どこにすわるじゃぁーおらの横にくるけぇー』 50歳の半ばに近づいた、このおばさん。常連の中でも特に古い人。4、5年前までは居酒屋やスナックを経営していたが、今はすっぱり止めてカウンターの外の人に。 少し派手めだが小奇麗な服装をして、化粧もバッチリ。歩いて来れるような近場の居酒屋に行くときでさえも化粧と着替えは忘れない。 昔、水商売をしてたというだけあって、酒はべらぼうに強い。酔った姿どころか酔った振りも〜見たことはない。家事の休み前(旦那さんの休み前ってこと)には決まって午前様まで飲み明かすというツワモノだから恐れ入る。
このツワモノ、見かけによらず料理が得意。キューちゃんはもちろん、今日も山くらげを料理して店に寄付。ちょうどあってるのだろう、この店もなんの拘りも無く来た客に振舞ってくれる。 パリパリ、ポリポリ、コリコリ。 この歯ごたえと〜適度な塩味加減がなんともビールに合う。蒸し暑い一日、仕事を終え飲むピール。揚げ物のようなクドイ物はお断り、さっぱりとしたツマミが一番のご馳走。
〔いらっしゃいませーー〕 馬鹿げた話で盛り上がった頃、一人のお客さんが入ってきた。
背は低いが、その分横に広い。 パンチパーマにちょび髭、少し汚れた作業服を着て、一見強面風。 今日は来てないが常連さんの友達で2、3度、ここで見たことがある。
(ここ、ええけぇーなぁー) 「あっ!どうぞどうぞ」 (にぃーちゃん、こねぇーだも見たなぁー、よぉーくるんけぇー) 「えっ?ええーー。週一くらいですかねー」 『なぁに言っとんのぉー、しょっちゅうやよ。このにぃーちゃん、ここに入り浸りやてぇー』こらこら、誰がじゃ!入り浸りってなんやねん、入り浸りは〜そっちなの。 ツワモノのおばさんが話しに割り込む 「あれぇ〜〜知り合いですかぁーー?」 『知っとる知っとる。この、おっさん〜何処にでも来るで、何年もめぇーから知っとるよぉー』 「あっ〜そうなんですかーーー」 『この、おっさん。ほれ、あのぉーーうたぁーうたう、おっさんにーよぉー似とるやろー、あのぉ〜え〜〜なんやったけぇーなぁ・・・』 「あ〜あ〜解かりますよ。女の道とか歌ってた人と違います?」 『おーおー、そう。そのぉーーーートンカラ兄弟に、よぉー似とるやろぉー』 ト・トンカラ兄弟?それを言うならピンカラ兄弟だっちゅうの。もう〜ホントに変なおばさん。 『似とるだけやねぇーよ。歌もうめぇーーんやでぇー』 「知ってますよ、確か〜ここで一回聞きましたから」 『おっさん、なんかうたやぁーー』 トンカラ兄弟に似たおじさん。どこかで飲んできたのか〜既にほろ酔い加減。 (よしゃーいっこ、うたうかぁーー) 目を細めながら本から探した番号をカウンターの中に。
(にぃちゃん、この歌はよぉー、しがええんじゃわ、よぉー聞いとってな) 「大丈夫です、あそこにテレビがありますので、見てますから」 (なに言っとるじゃ、わしの歌を聞いとらな、良さは解からんのやわー、ええか) 「あ?はい、はい、聞いてます。でも〜もう始まってますよ、歌」 ふるさと〜♪〜なんたら〜♪〜かんたら〜情話〜♪〜じゃじゃぁ〜ん〜♪
確かに似てる、それに歌も上手い。顔を見なくても、ガラガラ声といい、歌い方といい、笑えるほど似てる。 「うまぁ〜い、パチパチパチ・・・」 (どうやぁーーーええやろ、しが)しつこぉーーまだ、忘れてなかったのかぁ〜普通の酔っぱらいなら忘れてるのに・・・。 「ええ、上京してきた女の人が水商売に入り、ふるさとを思い出すって歌でしたねー」 (おっ!にぃちゃんは、ええ人やな。おー飲んでくれー。わしゃーにぃちゃんのこと、好きになったうぇー)別に〜酔っぱらいのオジサンに好かれ様とは思ってはないが、まあ気に入らんっていうよりはマシ。 「ねぇ〜ねぇ、聞いてました。めっちゃ似てましたよねぇーー」 『はぁ〜ん、わたしゃぁー似てねぇーーような気がしたけど・・、よぉー聞いいとらんかったでなぁー』 なんやねん、歌えってそそのかしておいて〜自分は他の人としゃべりに夢中で、こっち任せ。そんなん、ありかいな?
『おぉーーー良かったよぉーー良かった。相変わらず、うみゃぁーわ。顔は悪いけど、歌はうみゃぁーー。もう一曲やってくれぇー今度はちゃ〜んと聞いとるで』 かぁ〜〜〜、どうゆう神経してんの。今度は絶対聞いとってもらいますからね。
「もう一曲リクエストですってーー」 (おーっし、今度は〜***にするかー) 「じゃぁ〜探しますよ。歌ってる人は一緒ですよね?」 (おーいっしょ、いっしょ、悪ぃーなぁー)
気分を良くしたのか、まだ曲も流れてないのに口ずさむ、おっさん。 あれ〜?ないなぁ〜〜、変やなぁーーー。
歌手別のピンカラ兄弟、宮四郎のページを探してみるが見当たらない。今、思えば〜なぜ曲名から探さなかったのかと思うが、歌手の印象が強く残っていたのだろう、他を探すことは考えられなかった。(酔っぱらい、という説もあるが・・)
「ねぇ、ねぇ、今度の曲。***って言ってるんですけど〜無いんですよぉーー、曲名違ってませんかねぇー」しかたなく、おばさんに救いを求める。 『どれぇー、ねぇーってことはねぇーやろ。あ〜ん?あんたどこ見とるの!八代亜紀、見なかんてーー』
や・やしろあき、だったの!? \(@@)/
【今日の独り言】 長文のみふぃさんに負けじと頑張ってみるが〜これ以上は無理・・・正直ちょっと疲れました。ふぅーーーしんど(×_×)
【追記】 歌名変更(女の操→女の道) めぐさんに教えてもらいました。さぁ〜〜きゅーーーv(●^^●) いいわけ・・・だってぇ〜ややこしいもん
画像1:プランターキャベツ(何度も死にかけて〜その度に復活した、すぐれもん) 画像2:もぉーいぃっかぁーいって声を掛けたくなる、とうもろこし(まだかしらん(・・?))
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