2005/07/03 (日)
今にも降りだしそうな朝の雲。午後からは本降りになり気温も上がらず。梅雨らしい一日。
昨日の昼過ぎ、突然の体調不良を理由に断りの電話をしたゴルフ。少し後ろめたい気はしたが、結局行かなくて良かったと思う。今度、ヤツらには昼飯でも〜おごる事にしよう。
「日曜さぁーー」 『うん?ゴルフ行くんやろ?行ってりゃー。気にせんでええよ』 一つや二つの文句は覚悟していたが予想外の言葉。 「行けせんってー、そんなとこ。天気良かったら〜花トピアでもどうかなぁーって思ってさ」 『ふ〜〜〜ん、でも明日は雨やよ』 今にして思えば、相手が一枚上手だったような気がしないでもないが〜悔いはない。
朝、昨日定植した黒豆と先週追加の種播きをした落花生の様子見に出かける。
徒長しすぎた黒豆、去年に比べれば雲泥の差ほど苗の出来が悪い。 こんなひょろひょろで大丈夫かなぁーちょっと心配やなぁーーー。座り込んで苗の様子を伺う。
『大豆かね。播きゃーたの?』 「あっ!おはようございます」畑のおじさんの奥さん。畑仲間の二人目。 第二畑の隣の隣に子供の為に新築した家。約1年ほど入居もせずにほってあったが、ようやく先月の初めに子供の子供。つまり孫夫婦が住むようになり、夫婦交代で時々顔を見せる。
「ポットに播いたんですけどーひょろひょろになってまってーー、あははは・・・」 『ホントやねぇーー。でも、しかたんねぇーわね。いつも上手くいけせんでねー』 「そうですよねー」 『で、薬はなんぞ播きゃーたの?』 「薬?別に播いてないですけど・・・。オルトランとかです?」 『あんなもんじゃーいかんけどね〜、根きり虫とかに食われーせんかね?落花生、良かったきゃー?』 「あっ、そうそう。落花生、ひっどいもんに食われて播きなおしたんですよー」 『ほぉーやろねー、落花生は特に食われるでねー。根きり虫の薬が売ってるでね、播きゃーたほうがええよ。わたしは〜いっつもやっとるでねー』 殺虫剤や殺菌剤には無縁だと思ってた人から以外な事を聞く。
『うちのおじいさんが〜トマトがどうのって、きんのう言っとったけどねー、このトマトきゃぁー?』 「ええ、そうです」 『ちょっと見せてもらってええ?どこが病気やね?』 「ここら辺。茎が茶色くなってまって変だし〜尻腐れの実が2つも出来てまって・・・」 ジロジロと病気のトマトを眺めるおばさん。さすがに手慣れているのだろうトマトには触れず、首や体の位置を替えながら見る。
『こんなもんなら、ええがね〜。もうが5段目まで実が付いとるしねー大きなっとるがねぇー。ちょっとぐれぇーは、しかたんねぇーって思わなかんでねー』 「大丈夫ですかねーー?」 『わたしらわ商売やないしねーハウスもねぇーでね。1本から〜そんなによぉーけ採ろー思ったらいかんわねぇー。4段目まで採れりゃー充分やでね』 おじさんはともかく、信頼するおばさんに言われれば、揺れ動いた気持ちも無くなる。
昼前から本降りになった雨の中、昼食を兼ねて若女将さんの実家(京都の、友達の、水ナスが好きな、うふふふ・・・♪)へ収穫した野菜を届け、ホームセンターに寄りネキリトン(根きり虫駆除剤)を買う。 じ:おー、あそこもよぉー。トマト、ヤマイじゃと。 ヒ:えっ!そうなんですかぁ・・・。
昨日はおじさん、今朝はおばさん、二日続きで教えてくれた菜園のトマトも病気。
よし、うちのトマトも〜このまま様子を見よう。抜き取るのは、当分止めよう。と決意する。
他所の畑より悪いのは嫌。 良すぎなくてもいい。少しだけ、ほんの少しだけ他所より良ければ、それだけで満足。
心が狭い菜園主、の奥の奥。
【じじとの会話】トマトーその1 じ:おー、昼飯食いに行けせんけぇーー ヒ:あっ!良いですねぇー行きますか じ:今年はよぉーわしんとこのトマト、ええじゃわ。なんでじゃろーなぁー ヒ:はぁ〜〜 じ:あそこも、あかん言っとるし、どこも皆なかんらしいうぇー ヒ:・・・・。 じ:なんでじゃろぉーなぁー、おおけぇーのばっかり、よぉーけ出来とるでかんうぇー、困ったもんじゃうぇー ヒ:出来てるんなら、いいじゃないですかー じ:ほんなもん、出来すぎじゃでいかんうぇー。やらしいでかんうぇー。肥えけぇーなー土けぇーなぁー。どう思うじぇー? ヒ:いやぁーうちも病気なんで・・・ じ:なんいぇー、ヤマイけぇーほうけぇー。ほりゃ解からんじゃわなー
(ヒ)ぎぎぎぎぎ・・・・・ぎり
画像1:ミニトマトの涙(うそ、ミニトマトから超ミニトマトが・・・\(@@)/) 画像2:キャベツ(若女将さんにも一個、プレゼントしましたぁーー♪(●^ε^●)虫付きだけど(×_×)) 画像3:第二畑の様子(かぼちゃで〜いっぱい)
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