残酷なシーン・回想
2005/05/17 (火)

harenotikumori.gif 時々薄日は差すが空一面に雲。西の空には濃い色をした雨雲も浮かんでる。予報では明日の午後から雨だが、もう少し早く降り出しそうな予感。

ポット苗と鉢植えのキャベツ、かぼちゃ、パセリに水遣り、コンテスト用トマトの様子だけを見て出勤。
昨日は全く畑には行かず、日曜も少し覗いただけ、出来れば今朝行きたかったが見て見ぬ振りの我慢。

昨夜帰宅すると台所に、いちご、鞘えんどう、スナップえんどうを入れた籠が置いてあった。
「畑、行ったの?」
『うん、**ちゃんが来たから一緒に行ってきた』どうやら妹が来たらしい
「ソラマメは採って来んかったの?」
『採って良かったの?太っとったで、採ろうかと思ったけど、解からんしー』
「もう、ええと思うよ。下向いて来たから」
『じゃがいもも、ええの?』
「じゃがいもは〜ちょっと早いよ、後一ヶ月くらいかなぁー」
毎年、だいたい同じ物を作ってるのに、同じ会話をしなければならない。(もうちょっと覚えてくれたらいいのに・・・)
『いちごも、えんども、当分採らんでもええように、綺麗さっぱり採って来たったでねー』
「ふ〜〜ん、ありがとね」

良く見ると、いちごの先に長いツルが付いている、小さな青い実も一緒になっている物や半分青い物まである。えんどうも芽が付いたものもあれば、明らかに枝もくっついていたと思われるような葉っぱや茎らしきものもある。

ブチッ!ユサユサ〜ユサ。ブチッ、ブチッ!バサバサハバサ〜〜。
いちごは株ごと抜けてしまうのでは、そう思われるほど葉っぱを揺らし、エンドウの巻きヒゲは切れ茎は曲がり折れるほどの勢い。
「あ〜ん、ダメだって。そんなふうに引っ張ったらイカンってーー。ハサミで切るか〜こうやって採るんだってーー」

何年も前から何度と無くお願いしてるが、それでも直そうとはしない。
きゅうりやナスは、さすがに引きちぎらないが、いんげん、ししとう、ミニトマトなど、毎回同じ運命をたどる。

『あっ!青いのまで取れちゃった。いいかぁ〜小さいから』ポイッ!
こら、こらぁ〜!、小さくて当ったり前じゃん。最初から大きな実は出てこんっちゅうの!どこの世界に最初から大きな実がつく〜いちごがあるっちゅうんじゃ!だんだんに〜大きくなるっちゅうの。ばぁ〜ろぉ〜。
『ええがね、また出てくるって。ダメなら〜また植えやーいいじゃん、そこら辺に場所あるじゃん』
こら、こら、こらぁ〜!取れる時期は決まってるっちゅうの!いちごなんか〜10月に孫株を植え、待つこと6ヶ月、やっと収穫できるようになっても〜せいぜい一ヶ月位が良いとこ。確かに〜スーパーには年中売ってるかもしれんけど、温室やハウスとは〜ちゃうっちゅうの。あほんだらぁ〜。
ポキッ!『なにぃーこいつ〜〜なんで枝や葉っぱまでついてくるの!もう〜いやだぁーー』
こら、こら、こら、こらぁ〜!!!!やめんかぁーーい。

二人とも〜叩いたろか!ホントにもう(`_´)ノ
・・・って、言えれば少しは気も楽なんだろうけど・・・。

すいません、もう少し優しくしてやってください、お願いですから。(気分は〜まるで親)

どんな採り方をしたのか毎年のことで想像はつく。きっと畑も踏み荒らしたに違いない。(う・・・ぅ・・・(×_×))

唯一、見てなかったこと、それだけが〜救い。

画像:水なす(紫泉)もミニトマト(ミニキャロル)も大きくなってきた。ここまで大きくなれば親の役目は〜ほぼ終わり。
(親孝行、頼むね v(^^))

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家庭菜園してます。
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