2005/11/26 (土)
この所快晴に恵まれて11月下旬だというのに暖かい。 陽気に誘われて天晴れ君http://www.geocities.jp/yume_yasai/kikai_sinn.htmの機嫌を取る。 燃料コックON、スイッチON、チョークを引きリコイルスターターを軽く引けば心地よい4ストロークの響きが倉庫の中で唄いだす。
すかさず外へ出して畑の畝を耕耘する、2軸のロータリーならではの仕上がりは使い始めと終わりの区別がつかない程綺麗に耕耘する。 機関の調子は良い、強いて言えばスロー時に息をする程度だが、再度キャブレターの内部掃除が必要になってくる。 H製のエンジンは小型軽量に作られているのでキャブ一つバラすのも一苦労である、おまけに専用工具が必要ときているので素人(私もその部類)では難しく、余程暇と根気が必要である。 それも修理となれば費用はバカ高い、今回のキャブレターとタンクはアッセンブリーで合計7万円だと、呆れてしまう。 私の修理方法「URL添付」だと修理時間2時間と多少乱暴でもタンク内の洗浄は抜群に綺麗になる。 農閑期の長〜い放置期間の保存方法は色々な人が様々な方法を試みてはいるがヒゲ親爺方法は昔ながらの方法で行っている。
作業終了と同時にエンジンは切らずにそのまま水洗いをしてから機関を止め、ロータリーの土や汚れを取り、再度機関をスタートさせてから燃料コックを止める。 しばらくすれば自然にエンジンは止まる(止まらなければコックの不良)。 それから燃料タンクに燃料を満タン(溢れるほどに)にすれば長期保管は万全である。
何故タンク内が錆びるのか 酸化することで錆が発生するのだ。 ガソリンでも軽油でも必ず10%前後の水分は含有している、タンクの内部に空洞(満タンで無い場合)が有れば昼間の温度で水分が蒸散し、タンク上部に付着する、その水分が夜間の冷え込みで水滴となりタンク底部に溜まる(一旦ガソリンからの水分が分離すれば再び融合することは無い) の悪循環で錆が発生する。
長期に保存された、タンク内の満タンの燃料はどうする? シーズン始めには抜き取って新しい燃料を補給する。 私の場合は抜き取った燃料を保管して来シーズンには灯油を混合し、再度投入しますが、はっきり言って液体であれば何でも良いのですが、水だけは敬遠しますね。
そろそろ半年余りの長期休暇を与えられる農機達はその準備に追われる。 特に親分(17馬力のM製トラクター)はバッテリーを外してフローティング充電をし、ラジエター部分を毛布で保温しなければならない(暖地なのでこの程度で十分) 管理機のチビ太君は真冬でも活躍するのでそのままでも健在だろう。
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