電源が・・・
2004/11/30 (火)

hare.gif 密かに二人で、昨日から予定していた釣りに出かける。
行き先は岬の先端の磯、オゴの岩の六島方向、水深60mのポイント。
目的魚はサーベルと呼ばれている太刀魚である、1mを超す大物狙いである。
水深も深いことから電動リールに50号の竿と大仕掛けで勇んで行く、餌は冷凍でも鮮魚でも何でも良い、魚の切り身でも1匹掛けでも、どう猛な太刀魚は何でも飛びついてくる 筈だった。
潮の関係で朝はゆっくり出かける、マリーナから15Km離れたポイントまでは20分もあれば着くのだが、今日は風が有り波も高いので30分以上かかる、ポイントを確認してからGPSにマークを投入すると潮の流れとは逆に風で船が動くのが毎分40mもある、これでは釣りにはならない、3〜4回流してから見切りを付けてポイントも魚種も変える。

半島際の波の穏やかな所で細竿に変えて五目釣りとする、釣れるものは磯ベラばかりで足元に盛り上がる、どういう訳か数年前までは居なかった磯ベラやグレ・イサキなどの魚が外道として釣れている、イサキなどは別として他の魚は困った現象である。
「写真1」ガスで湯を沸かしてカップ麺で腹ごしらえをしている杉さん。

潮止まりまでの1時間でもと思い、3度目のポイント、高見島の西まで行き、やっと食える魚を釣り上げる。
「写真2」キス・鯛・ベラ・メゴチなどで活気づく。
船をアンカーリングすると喰いが悪い、何故か潮で移動していれば喰うのである、この時期特有の喰いの悪〜いお魚であった。
早合わせは厳禁で、あたりが有れば少し誘うと喰う しみったれた喰い方をする。
久しぶりに、1日中携帯の電源を切ってのんびり海の上で世間から離れて過ごすのは気持ちがいい。
釣れる、釣れないは2の次ぎである、高戸さんの風邪見舞いの魚と杉さん一家の今夜の食卓を飾ればそれで良い、おまけにこんなに楽しめるのだから。

「写真3」瀬戸の夕焼け。
雲間から夕日が落ちる瞬間は海面を照らして綺麗だ、よく一人で夜釣りをする時には目にする光景だが今日はそろそろ納竿の時である。
これからはメバルのシーズンに入る、防寒着を着込んで、炭火を焚いて焼き肉でも焼きながらの夜釣りは酒が弾んで言うこと無し。
魚好きがいれば釣った魚を直ぐに塩焼きにして喰いながらの釣りは止められない。

午後4時半 マリーナに着き、帰宅。
5時半に高戸さん宅を訪れて釣った魚を差し上げる、もうほとんど回復しているが、まだ咳が出ている、魚好きの人には動物性蛋白をどっさり取って栄養を付けるのが一番良い。
奥さんは丁度夕飯の支度でったので今夜は瀬戸の雑魚料理が一品増えるでしょう。

i0 i1 i2
 
オラん家の野良日記
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]