播種
2004/11/29 (月)

harenotikumori.gif 午前中の空いた時間に床屋に行く、行き付けの床屋ではなく、都会風の理髪店である。
イスは10脚あまり有り、スタッフも多いので待ち時間無し、理髪組合に入ってないので月曜日もOKで年中休み無しは嬉しい。
「何番のイスにどーぞ」とすぐに声がかかり、座ると髪の格好やスタイルを聞いてくるが、適当に短くすりゃあいいぞ、と言って始めて頂くが早いんだコレがまた。
「シャンプーは」「ノーシャンね」「了解」 このやり取りは1度行ってみないとすんなりは出ない、シャンプーは別料金なのと、昨晩頭を洗って高級なリンス「メグのをこそっと」までしているので省いく、ヒゲを剃って時間にして10分、料金1500円である、忙しい私にとっては安い・早い・年中OKの3拍子は嬉しいかぎりである。

昼前に帰るとメグが深夜から帰って少し早い昼食を取っている、私も一緒に頂きデザートのリンゴの催促をする。
メグが包丁で切るが、私のは皮付きをオーダーする。
「凄い〜」の言葉は芯の廻りに出来た美味そうな蜜を見て発した言葉だった。
次ぎに出た言葉は「よく噛まないと喉に引っかかる」であった?
果汁の少ないパサパサのリンゴは果肉が軟らかいのだが、果汁たっぷりの果肉はそう感じるのであろう、久しぶりの感動を与えたようで優越感に浸る。

杉さんが訪れて三重の土産を持ってくる、リンゴのお裾分けをする。
先週から郷に帰り甥の結婚式にお祝いに駆けつけていたので畑の事や近所の事を色々と話す、11月はほとんど県外に出かけて留守がちだったが、やっと落ち着いたようだ。

夕方 畑の草抜きと施肥をする、遠くでフラフラと自転車に乗った着ぶくれの人は・・・やはり高戸さんであった。
「寝ていると退屈でいかん」と言って町内を一回りして来たと言う。
熱はもう無い、しかし節々がまだ痛いのと咳き込むらしい、マスクをしてジャンバーを着込んだ無精ヒゲのスタイルの彼は近年見た事がない。

先ずは安心と思っていた、しかしふと畑を見ると鍬を持って何やらやり出しそうである。
側に行ってみるとホウレンソウの播種を始めているではないか、やり出すと止めても無駄なのはよく知っているが無理矢理に取り上げて私が行う。
どうも「止まると死ぬ」の性格は変わってはいない。
水やり後に保温と保湿の為に黒マルチを張って完成する、自転車に跨り帰るのを確認してから、私も帰る、目を離すと何をするかワカラン子供?じゃ。

晩酌をやると手元が狂うので飲む前に、18番ワイヤーで仕掛けを作る、楽しみやなー。
写真は「お茶の花」である、秋からこの時期にかけて咲くお茶の花を見ているとサザンカや椿に似ている。

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オラん家の野良日記
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