2004/11/27 (土)
一昨日に遡る、カミさんが風呂を炊いて頂いたので湯加減を見るとゆで卵が出来そうな温度であった。 とても入る事が出来ずに、暫く待つことにする。 熱風呂が苦手な私と、好きなカミさんの温度比例は風呂の順番も不規則である。 結局その日はTVドラマが11時過ぎまであったので、久しぶりに入る事を諦めて寝てしまった。 昨日は、ぬるい いや、冷たい感じではあるが我慢は出来る、湯船の中で動くと体が冷えるので出来るだけ動かないで出る。 「湧いていたー」と聞いてくるが「チメタかったー」と答えて乾布摩擦で暖まる。
そう言えば昨晩から今朝未明に掛けて大風が吹き荒れる。 私の皮膚は暑さには弱いが寒さには強いらしい、真冬でも生まれてから今まで暖房器具は必要としない、冬は経済的な体に出来ているらしい。 思い起こせば、真冬の南シナ海の男女群島での釣りには半袖で寝袋で寝て皆を驚かせたモンだった、起きると鼻の穴には吐く息が凍り付いて、鼻毛が何本も抜けて痛かったなー。
そんな訳で冬将軍「吹雪」は嫌いだが気温の低いのは何とも無い、御陰で今日はよく寝られた。 朝の行事は滞りなく終えて県立高校の工事に出かける、途中で材料の不足で電材屋まで足を運ぶ。 途中の道端で見慣れた車を発見する、やはり仕事仲間であったので立ち寄って四方山話をする。 電材を仕入れての帰りに適当に野菜を抜いて先ほどの友人に差し入れて現場へと向かい、嫌々4時過ぎまで働くよゐ子を演じる。
昨日の強風が気になってタマネギ畑へ駆けつける、おそらくマルチは剥がされて無惨な姿になっているものと思い、覗いてみれば 何とも無い。 「写真1」昨年も一昨年も何度も苦い経験がある、マルチを剥がされると元通りに直すのは、とても手間がかかる上に苗の傷みも酷いのである。 今回はマルチを張った上にチビ助で土掛けをした御陰で昨晩の強風にも耐えられていた。 しかし苗の先や根元付近には強風で何度も叩かれたような傷跡が残っているがマルチを剥がされた思いをすればかすり傷のような物である。
「写真2」すぐ横のソラマメ用地もかなり吹かれたようだ、土の表面はカラカラに乾いている。 「写真3」苗は全て風下に向いている、おまけに水分は風によって蒸散されて可哀想にひなびているが既に夕闇が迫る、水やりは厳禁である。 今夜、風が無ければ夜露でしのげる筈である、この時期の冬越し野菜には極限まで水やりを控えるのが強い野菜を育てる秘訣と聞いている。
第1畑に来てキャベツやダイコンの育ち具合を見ていると青虫がほとんど居なくなっている、一度の寒波でこんなに楽になる。 隣の畑には高戸さんの姿が見えない、三宅のじっちゃんに遭って聞くと「風邪を引いた」と言う、あの頑丈ロボット高戸号が「風邪を引いたトカッ」と聞き直すとその通りらしい。 明日にでも見舞いに行くか。
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