お山の収穫
2004/11/25 (木)

hare.gif 昨晩、高戸さんからグレの刺身が届く、今し方届けたばかりなのに。
夫婦二人だから、と小さいので良いと、ガンとして大きいのは取らなかったのに、早速刺身にして持ってくる。
魚は多く食べられないが一切れ頂く、お〜もうこんなに脂がのっているのか、久しぶりに頂くグレに感動する、こんなに美味いものが多く食べられぬとは神様も不公平な事をするもんじゃ。
行きたいの〜 釣りたいの〜 沢山食べたいの〜

朝の気温は15度 暖かい。
一通り家の仕事を片づけて杉さんの家へ行く、まだ食事中であった、今日はキウイの初収穫にお山へ行くことになっている、畑の見回りを済ますと軽四で迎えにくる。
お山の先生には昨日O社長から分捕った一番大きなグレを手みやげに持っていく。
岡の上に建てた新築にはいないので下の母屋へ降りると、奥さんがダイコンを抜いて小川で洗っている。
「おや久しぶりやねーダイコンいらんかねー」と、いつもの優しい言葉が嬉しい。
先生に土産じゃ、昨日釣ったグレです と中味を見せると「おっきいのーコレは美味そうじゃ」と先生は目を丸くして喜んでくれる。
しかし私が釣ったのでは無く分捕ったと言うと「でかした」と殊の外喜ぶ。
「写真1」お山の風物詩 小豆の天道乾し。
ムシロに広げた小豆は真っ赤な毛氈を広げたように鮮やかである、この他にはハブソウの実やナタマメなど沢山の薬用植物が自然乾燥してあった。

四駆に切り替えて果樹園へ続く農道を登れば旬菜会のキウイ畑がある、6月に下草刈りを兼ねてリン酸系の追い肥を施した甲斐があったのか、下の畑の先生が作っているキウイより幾分大きい実に生長しているように思える。
「写真2」今日はテスト的な収穫なので30Kgほど採る。
減ったかどうか分からない、おそらく300Kg以上成っているのでは、と思う。
盛り土をして傾斜を緩やかにしている土手をイノシシが自然薯を求めて、あらゆる所に穴を掘り修復しなければならない状態にまで来ている。
今月上旬に下草刈りに来た時には野イチゴの実が沢山あったが、今は野鳥に喰われて無し 残念。

帰りに再び先生の家に寄り挨拶をする。
奥さんが再び「田芋いらんかね」と声を掛ける、サトイモも沢山作っているので、反対に「世界一美味しいサトイモを今度持って来ます」と言ってやった。
種芋を差し上げる約束をしてお山を後にする。

帰りに産直市に寄り物色する、品数も提出者も少ないようだ、果物置き場にはキウイが出されている、大きな品種である。
2個入りが100円、少し小さいのは3個で100円であった。
そこへ産直の所長がウロウロしていたので捕まえる?
収穫したキウイを見せて「これの4個パックが欲しいのだが」と現物を見せて、色々なパックを出すが適当な物が無い、そこで取り寄せとなった。
売り上げが伸びないので出展者の意見は重視しているようであった、「見本はパックが来てからお換えししますね」と謙虚に言う所長に「リンゴの皮を入れて密封しておくと10日目くらいで美味しく熟できるので食べてください」と差し上げる。

「写真3」帰って、早速エチレンガスを封入して密閉する。
1週間くらいで熟するだろう、熟すれば先ずは試食をしてから、良ければ産直に と思っている。
昨年は自然に熟をさせれば3月始めまで持った、リンゴに依る促成は晩秋で2週間、年明けでは1週間くらいで熟に達した。

午前中はお山でつぶした時間を午後からは仕事で頑張ったが、天気が良いせいか疲れは無い。
明日から天気は下ると言う、雨はもういらない。

i0 i1 i2
 
オラん家の野良日記
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]