タマネギ定植
2004/11/17 (水)

hare.gif 昨晩、杉さんからの電話で「少々ぬかるんではいるが、タマネギの移植をどうか」とあった、もう定植しなければ時期を外すので二つ返事でお願いする。

朝に定期作業の小鳥小屋に行き、チャボの数を読むとオスのやんちゃ坊主がいないのに気づき捜すと、何と風除室の天井に居るではないか。
天井はビニール製「0.8mm」なので破られるこ困る、竹で脅して追っ払う、飛んだ飛んだ チャボも鳥だ。
けたたましく鳴き声を発して、小鳥達は暫く鳴くのを止めてチャボ君のコケッコケッコケだけがしばらく響き渡る。

ドッカドッカと長靴の音が2足?聞こえる、高戸さんと杉さんが来て苗抜きの段取りを早くもしている。
「写真1」アトンの苗
パレットだは狭すぎるので移植をさせて、定植を待っている。
「写真2」3.5人?で苗の抜き取りをする、早朝は寒かったが、朝日が背中に当たりポカポカと暖かい。
0.5人役の野郎は何もせずに高戸さんの背中に登ったり、足元に体をすりつけたりで邪魔ばかりしゃがるので叱ると苗の上に座り込んでおとなしく見ている。
ざっと数えて「これくらいで良いのでは」の杉さんの声に「腰が痛〜い」で 一斉に背伸びをする、やれやれ。

勝手口の前に即席のテーブルをこしらえて家内の作ったコーヒーを頂く。
3人でいつもの様な朗らかな話題で10分余りコーヒータイムを楽しむ。
「写真3」2筋が今年のアトン作付け面積で、去年より1.5倍の面積になる。
1筋が約600本と少し、5筋で3000本である。
高戸さんを除く3軒分の量としてはいささか多い、産直にも出す予定だがタマネギの良さを知って頂くまで時間がかかるだろう。
しかし1度食べてみると、甘くて歯触りが有り、煮ると熔けてしまう程のタマネギの良さが分かるのだが、それまでに挫折しなければいいのだが。

あと70本足らない、時間を見れば正午前である。
高戸さん お疲れさまでした、後は我々で とお礼を言って別れる。
午後4時 1本2本と数えながら70本とおまけ数本を抜き取って圃場へ行くと、既に杉さんが来て水やりをしていた。
移植はもう慣れたもので、時間は数年前とでは大違いである。
最初は根を痛めてはと思い、長いままの根をマルチの穴から丁寧に植え付けていたが、最近では根は極限まで切ってから植えるので簡単に作業が出来る。
5分も有れば70本は植える事ができる、水やりも完了して、明るい間にホウレンソウの間引きを行う。
追肥をして少し鋤き込むともう日が落ちて夕闇が迫る、近くで杉さんはジャガイモに土掛けをしている「もう止めよう」の声に「もう見えん」と声だけが返って来る。

抜き取ったホウレンソウのお裾分けを杉さんと隣の先生に差し上げて別れればもう暗くなっている。
勝手口まで帰ると晃一の声が頭の上から聞こえる、又か 勝手口の軒に上がると降りることが出来ないバカである。
脚ダツを持って来てレスキューをやる、月に何度か助けを求めるバカ猫である。

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オラん家の野良日記
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