2足のわらじ?
2004/11/14 (日)

harenotikumori.gif 朝6時に昨夕出荷準備しておいたダイコン・カブ・日野菜以外に新鮮なチマサンチュの収穫に畑に行く。
10株を収穫する、全体の1/5程度である。
昨夜 思考錯誤で考えて加工しておいたラッピングをして、値段を80円のシールを貼って段取りが出来る。
7時の約束だが杉さんは来ない、仕方がないので軽四トラックを置き場から出し始めると、来たきた。

「写真1」積み込むと言ってもポイッと載せれば簡単に済む程度の会員達が出す野菜だが気持ちは積もっている。
「写真2」産直市の陳列棚はやはり上段の目よりやや下の位置がベストだが出展が遅いと上の段は取られてしまって下しか空いて無い、上手く上1箱と下の段3箱の位置を確保する。
唯一上の段には杉さんの日野菜を置き、試食用に漬け込んだパックも添える。
勿論 旬菜会の「あーだ、こーだ」の説明文も添えて展示する。

きょうは杉さんはウエイトリフティングの高校の部香川予選で審判長を務める、私は市立高校で光ケーブルの敷設の仕事だが時間の許す限り売れ行きを確かめる事にする。
7時半開店だがオープン当時の活気は今一つ無い、「おはようさん」と声を掛けてくれた若いご婦人に(おはようございます)と挨拶を交わす、(さて誰だったかなー?)
自販機の熱い缶コーヒーを二人ですすりながら売れ具合を見ていると時間の経つのも早い、8時前になったので帰って各々別れて 私は本業に就く。

「写真3」市立高校の手前の電車の踏切に捕まる、この踏切はいったん遮断機が下りると長〜いので有名。
その数メートル手前にある出水、は数年前に整備されて綺麗になっている、水の中には鯉も放流されて優雅に泳いでいる、年中水温が一定しているのと水が綺麗なので泳いでいる鯉も余計綺麗に見える。
今日はカテゴリー5のケーブルのコネクターを付けるのだが老眼鏡を忘れて若いモンに任せるが1発でケーブルテストが通る、もう若いヤツらに任せないかんなー。
来週はいよいよ光ケーブルの入線を行うが配管が思うように進まない、しかし私は早く帰る?。

4時半までに出した野菜の撤収をしに産直市に出向く。
ダイコンが4本も残る、他に日野菜1株・チマサンチュ1株・カブ1株であった。
それぞれを売り場の籠に入れて車に乗せると高校時代の同級生でこの春に長年努めていたJAを退社して産直一筋で生計たてると意気込んでいるM君と暗くなるまで話す。

彼は100坪のハウスを新調し、畑も20アールこの春から始めたと言うが、やはり基本通りの野菜作りなので出展する野菜はどれも綺麗である、しかし私に言わせれば単なる「にわか百姓」である。
10aや20aで飯が食えるものか、畑でダイヤモンドか松茸を栽培するのなら別だが・・・
コンコンと説教するがカエルの面にションベンである、讃岐の5反百姓 と言うが農地改革以来当地の百姓のほとんどが5反前後の農地を耕作している、その少ない耕作面積では生計が立たないので務めにに出て余暇の時間で野菜やお米を作って生計しているのである。
日本を除くアジアでは通用しても通らんぞっ と説明はしても彼はガンとして5反百姓伝説を作ろうとしている。
まー気の良い友達だから「アホが バカたれが」で通用するが、他人事では無いのは確かである。

帰ってきて売れ残った野菜をよく見ると、カブ100円???それも小さいのが3コ??確かコブシ大の大きさを3コ80円に付けていた筈だが・・・よく見ると生産者の名前が違う ありゃりゃー。
頭中に描く 小さい3コ100円のカブを買い物籠に入れて他を物色するオバサンが杉さんの80円のカブを見つける・・その時取ったオバサンの行動は・・・あー目に浮かぶ。
どうする このカブ・・精算が合わないだろうなー
しかし小さいが綺麗に作っているわ、土砂降りの雨の如きに農薬を掛けているわ 思わず泥まみれになったドラ猫をつまむように人差し指と親指でつまんでしまった。

今し方まで飲んでいて、あっ 思い出したと手を叩く。
今朝「おはようさん」と気さくに声を掛けてくれた若いご婦人は毎月、新聞の集金に来るご婦人だと気づく、いつも私が晩酌をやっている最中に来る感じの良い人である、なかなか思い出せなかったなー これで今晩はよく寝られそうだ。

i0 i1 i2
 
オラん家の野良日記
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]