お山のキウイ
2004/11/04 (木)

hare.gif 今日ソラマメの移植とエンドウの移植をと計画していた。
土掛け機による溝をを掘り、その中に堆肥を入れてと、安易な計画をたてて機械を入れると、途中までは順調に進むがぬかるみにはまりこんで前にも後ろにも進まない、杉さんにロープで引っ張ってもらってようやく脱出する、エンドウは移植出来たがソラマメは日延べとなる。

ダイコン「おでんダイコン」の間引きをする、取りあえず今日は半分だけにする、今日のわき菜は高戸さんと我が家の漬け物にする分だけを収穫する。
ダイコンの漬け物は我が家でも人気者である、残ったご飯に漬け物をまぶして、おにぎりにしておくと誰かが食べてしまう。

昼からも杉さんと一緒に久しぶりにお山に行く。
「写真1」たわわにぶら下がったキウイ棚の下草の刈り取り、入り口周辺がヤケに綺麗だった。
たぶん先生の奥さんが刈り取ってくださったに違いない。
下草刈りと来年用に拡張する為に古枝の撤去もする、来年はもう20坪ほど拡張出来そうだがかなり重労働になるはずだ。
「写真2」果樹園の通路も刈り取る、その合間に高戸さんに頼まれていた孟宗竹を1本切り取る、夏に目を付けておいた自然薯の目印の所はイノシシに掘られて全て無くなっている、ちきしょー。
「写真3」変わりに野イチゴは沢山ある、甘酸っぱいイチゴはイノシシは食べないようだ、毎年この季節に一部分にしか自生していない野イチゴだが、この所少なくなってきている。

帰りに先生と逢う、奥さんの里では先日の台風で水害に遭い毎日奥さんが後かたづけの手伝いに行っていると言う。
聞けば一抱えもある大木が泥水と共に裏から入って来て表から出て行ったと言う。
失礼な木ですね と言うと「ほんまに失礼なやっちゃ 挨拶も無しでなー」と今では笑い話だが、ここでも台風の爪痕は今も残っている。
先生に産直市場がうまくいっている事の報告をすると我が身のように、たいそう喜んで頂く。
キウイもそろそろ収穫して熟成ガスで熟させて市場に出すように勧めてくれる。
今度来る時までにガスを捜しておくからと、何から何まで親切にしてくれる。
足を悪くしてからキウイ畑を放置してから10年あまりが経つとブッシュ状態になり、おまけに積雪で棚は崩れ落ち、再度の復興を私達が通いで何とか100坪を確保出来た、来年はもう少し広く 再来年はもう少しと、だんだん広く開墾していく度に先生の顔がほころんでくる。

綺麗な夕焼けだ 秋の夕焼け鎌を研げ のことわざがある、明日は晴れだから野良仕事に精を出せの先人の言葉であるが気象庁よりも遙かに当たる。
早朝勤務で帰ってきたメグはポン吉さんのパンを見つけてトーストで食べていた、訳を話すと「この味 はまりそう」だった。
確かにねっとりとして美味い。

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オラん家の野良日記
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