産直準備
2004/10/29 (金)

harenotikumori.gif 早朝の電話はろくな事が無い、先日の台風18号で海水が床上まで来た坂出市の現場の揚水ポンプがダウンしたとのこと。
海水に浸って今まで回っていたのが不思議な程で、何時壊れるか分からないと釘を刺していたので先方も承知の事だが飲み水が出ないアパートなんて洒落にならない、直ぐに家を出て現場に向かう。
5馬力の揚水ポンプ2台の内全てレアーショート状態でポンプ本体も水圧不足で取り替えを要する。
物は大坂に在庫有り、との確認で直ぐに運送屋を手配して明朝10時に高松着の手配を済ませて、何とかなったが今晩の水は?
ビニールホース100mを屋上より降ろして水道に直結して高架タンク内へ輸送するが水圧が無くてチョロチョロの状態だが夜までには何とかなるでしょう、明日の午後には復旧するので今夜の風呂は早い者勝ちだよ「住民には内緒だ」

さて 明日から産直市のスタートである、既に新聞のチラシも配布されていてJAはやる気満々のようだが肝心な野菜はさっぱりの出来で出す品は全く無い状態、しかし何とかしなければと色々捜すがタケノコのように急に出てくる物では無い。
初日は高戸さんのダイコンだけの出品となる、価格を色々検討するが市価280円前後の現状から思い切って100円では?と切り出すが15lの手数料を上乗せして120円では市価の半額以下で不況の世の中に少しでも還元出来ればと思いほぼ価格を決定する。
「写真1」高戸さんのダイコン畑で9月初旬播種 当初害虫に泣き、肥あたりで泣きながらの作出に頭が下がる。

この所モグラが地下道工事に余念が無い、高戸さんの畑にモグラ脅しを付ければ私の畑にやってくる、私が鳴らせば、又帰るの繰り返しがこの頃は双方とも家族が出来たみたいで穴だらけである。
そこでモグラ脅しは止めて捕獲器を買ってくる。
「写真2」30分ほど真水に浸してから手術用の手袋をはめて良く洗い、いざ畑でトンネルを物色する。
トンネルには本線と支線が有るそうだ、支線にはミミズを物色しながらゆっくり移動する為にかかる事が難しいと言う、しかし本線は支線と支線の間をつなぐ幹線道であり早く走って以外と捕まり易いとマニュアルに書いているので本線は何処やー と探し回るが足元をじゃれつく晃一にいい加減な所で掘って設置する、2〜3日で捕獲出来なければ又移動すれば良い、モグラ捕りは始めての経験である。

「写真3」産直市出品者の値段票 バーコードでポスシステム管理になっている。
出品者のコードナンバーと名前が明記されている、1枚1円で35円から10円刻みで100円までと更に20円刻みで200円までと様々な発注をした、おまけに野菜と苗の2種類だから分類分けが大変、1単価毎に封筒に入れて・・苗と野菜に分けて・・もう少し経てばキウイが収穫出来出すと果樹の分類も・・・大変だ。

明日早朝に朝採りして葉付きのまま新鮮な野菜を初出荷となる、こうご期待を消費者様。

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オラん家の野良日記
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