アリさんとキリギリス
2004/10/27 (水)

harenotikumori.gif 朝夕はめっきり冷え込んで起きるのがおっくうになる、目が覚めるのは何時もと同じ5時40分前後「体内時計は電波時計より正確」しかし暗くて今起きると家族に迷惑が、と思い、しばし暖かい布団の感触を味わいながら 今日は何をして・・それからコレをして・・・
と 色々考えているうちに再び眠りに付き、起きれば6時30分 この位の時間だと大手を振って起きても良い時間である。

小鳥達には産児制限を発令する、広い場所でむやみに餌を与えすぎると抑制が利かなくなり子供を作り過ぎるのではないのだろうか?の素朴な疑問で夏前の1日150g限定の餌に切り替えることにした、しかしこれからは青菜もふんだんに手に入る事だし、しばらく様子を見ることにする。

「写真1」葉牡丹の移植にアサガオの用土を再利用25l+新用土で植え替えた所、こぼれ種から毎日ニョキニョキと芽生えてくる双葉に可哀想だが抜き取っている。
中には「コレはっ」と思う珍種の双葉が顔を出すが残念ながら季節が違い過ぎるので抜き取る、非常に残念だが来シーズンが楽しみでもある。

午後からエンジンチエーンソーで廃材を切って風呂の燃料を作る。
15分毎に給油とチエーンの刃を研ぎ潤滑油の補給をしながら積み上げる、これからは需要が益々上がるので晩秋にかけてやらなければいけない我が家の風物詩である。
春から夏場はソーラーシステム「簡単に言えば屋根の上に設置された温水器」で湯がふんだんに出て来たのだが今からの時期は追い炊きが必要になってくる。
先祖代々から五右衛門風呂の愛用者だが、この町内ではおそらく私と数軒の家だけになってしまった。
しかし背中から・・お尻から・・ポッカポカと暖まる五右衛門風呂の魅力には捨てがたい物があり未だに愛用している。
しかしこの所の薪代の高さはガスや電気の比では無い、検討も付かない費用となっている。
しかし捨てる神有れば拾う神有り で建築現場から出る廃材や解体現場から出る廃材は、捨てるのに費用がかかる今の現状に、声を掛ければ無料で持ってきて頂ける、しかも綺麗に積み上げて「有り難う御座いました」とお礼まで言って頂ける。

しかし難題は色々ある、梁に使う丸太はダメだよ と言っておくと角材ばかりもって来るものの釘などはそのままの状態なので細心の注意を払ってチエーンを入れる。
「写真2」数日分「この時期だと1週間かな?」を一輪車に乗せて家に持ち帰る。
何故か上にダイコンが・・・高戸さんが立ち寄って3本置いていく、その時に私が(今 金庫が無いから)と言うと「盗られたら又持ってくるから」と今野菜が異常に高値を呼んでいる時期なのでダイコンなんぞは金庫に保管でもしないと と冗談がまかり通る時代になっている。
チエーンソーの音に最初は驚いていた晃一も段々慣れてきたのか近くで遊んではいたものの終始耳は後ろ向きであったが終わると同時に水先案内人になりお家まで案内?してくれる。

ここ当分キリギリスにならない様に空いた時間は薪作りが待っている、夕方暗くなる前にサトイモの収穫をする、今年のサトイモは豊作であるプリプリに実の入ったサトイモには夏場のハスモンヨトウやセスジスズメ等の害虫には泣かされたものだが「全て手で捕獲」今収穫すれば麦わら帽子から汗がにじみ落ちた暑かった時の事は遠い思い出としか感じられない、つるべ落としの晩秋は先を歩く晃一につまずきそうだ どうしてお前は黒いのだ?テールライトでも付けてやろうか。

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オラん家の野良日記
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