泥まみれ
2004/10/23 (土)

hare.gif また今朝も23号の犠牲者の数が増えたと言うニュースを見る、大変な事態であったと今更ながら感じる。
今日一日は友人の応援に出かける、天気が良いので山歩きにでもと思っていたのだが昨晩電話で釘を刺される。

現場は1級河川の土器川沿いに出来ている病院である、川の中程に大きなテトラポットがゴロゴロと点在している、この度の豪雨で流されたものらしいが動くか?あんな重い物が? と思うが水圧はとてつもなく強い、2mの水位で新築の2階建てがそのまま流されたのだから、水面下になったテトラなんぞは赤子の手を捻るも同然だろう。
その点雑木類は強い、どこから種が運ばれたのか自生して大木となっている木は平気で立っている、途中の枝には枯れ草などが引っかかりぶら下がっているが、あの辺りまで水が来たという証拠を残している。
この辺りの川のほとんどが天井川であって農地や民家の土地の高さと川底の高さは同じで土手だけ盛り上げた状態、土手が決壊すれば2階部分まで水没する。
思えば生きた心地はしない、昔は土手の周辺一帯には竹や雑木林で覆われていたが最近では宅地開発で土手と平行に住宅が密集している、土手を通っていると民家の屋根が下に見えるのだが時々想像してはゾくっとくるのは私だけだろうか。

小用があるので少し早めに帰宅して4時過ぎに畑へ出かけて点検する。
「写真1−2」ダイコンとハクサイ。
どれも泥をかぶり可哀想な状態、葉の裏はもっと酷い。
ものままだと気孔が詰まって窒息状態であろう、殺菌を兼ねた薄い昨酢液で洗い流すのが良いのだが溝が未だぬかるんで入れない、明日の乾き具合を見て行うことにする。
「写真3」もうナスも最後だろう、花はまだまだ咲いているがこの気温だと結実はしないと思う。
メグの看護学校の時の同級生が来ていたので差し上げる、白いのと黄色いのは食べられないぞ と言うが「美味しそう、食べたい」と駄々をこねる、観賞用のナスも寒くなると急に綺麗な色が出て来て食欲をそそるが食べると歯がこぼれると注意する。

ポットの苗とタマネギの苗に液肥を与える、タマネギの苗は先日の台風で三つ編み状態になり、ほどけない状態になっていた、「リンスでもしておけば良かった」。
しかし自然の力は不思議なもので今日になって見ると1本1本自分でほどいて足っている、「こいつら凄いやっちゃ」と感心する。

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オラん家の野良日記
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