2004/10/22 (金)
気温は例年並みに下がってくる、10月初旬までの30度を超えた気温が懐かしい、朝夕はストーブが欲しくなる、しかし山の神は節約の為に出そうとはしない。
野菜が店頭では高い値段になりテレビで話題になっている、当たり前のことである、需要があってこその供給であるが、その供給が少ないどころか天候で無いに等しいのだ。 お米も昨年より質が悪いと思う、現に我が圃場の稲も再度の台風で充実した実が少ない 少ないと言えば奢りである、実が入ったにしろ結実が少ない分過熟になり赤米になりやすい、結果はお米より稲藁が昨年より2割も多い。
愚痴はこれくらいでいい、今日からは前向きに考えて出直す切り替えが必要になってくる、又新人の台風が発生しているが気に入らない。
空豆の播種を例年通りペーパーポットに植える、お歯黒を斜め下にして行儀良く射し込んで覆土をする。 本来は1昼夜ぬるま湯に浸してから播種するのだが、昨年からはいきなり植え込んでいる。 20粒が560円也 1粒25円以上に付く高価な種だがウイルスの無い健全な種だと値段の比較など問題ではない、年に1度の作付けに失敗は許されないのと後悔をしたく無いだけに毎年新しい種子を購入する。
今日は久しぶりに農家の店しんしんへ出かけて3寸ポットや培土やトレー等の不足している資材を購入する。 久しぶりに亀の親分「私が店長に付けたニックネーム」と話しこんで楽しい時間を過ごす、店長といえど倅と同じ年頃ではあるが、私独自の話術で若いモンを丸めるのは得意である。 ここでは「ヒゲおっちゃん」「おやっさん」「チャチョウ」など様々な呼び方されて親しまれて?いる。
「写真2」シルバー色のポットが不足していたので1週間余り植え替えが出来なかった葉牡丹の苗を一気に植え替える、小さい苗の箱と大きな苗の箱と歴然に見えるが、実際は植え替えが早いのと今日植え替えた苗の違いである。 縮緬の赤と白 普通種の赤と白の4種類だがうまく育てば年内のふれあい市に出す予定である、その他は三つ葉の鉢植えで、春にご近所に差し上げて好評を得ている。 我が家でも台所の片隅に置いて必要な時にもぎ取って使っているが実に重宝であって新鮮でもある。
午後になって高戸さんと三宅のじっちゃんが訪れて「しんしんへ行くのだが必要な物あるかい」と聞くがさっき行ってきたばかりなのに忘れ物をしていた10Kgの米袋を頼む。 無人精米所での30Kg袋搬入は重たいし大量に精米すれば味も落ちてくるので小袋でローテーションを早くする試みをやりたかったのだが行く度に必ず買い忘れる1つであった。 ohyakusyou2001さんから掲示板に書き込みがあった「風邪は最初の3日が肝心ですよ」ように無理は出来んなー、しかしまだまだ元気に動けている、ゼンマイを巻けばまだ若いモンには負けないつもりではいるが、この頃はゼンマイを巻くのに加減をしている、元気になったら思い切って巻いてやるぞっ 切れるかも。
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