各地で被害甚大
2004/10/21 (木)

hare.gif 一夜明けてのニュースでは各地で相当な被害が続出する。
死者不明者も平成に入り最も多い、幸い私の周囲では不幸は無かったものの畑や稲は無事とは言えない。

早朝から水害での電源回路復旧依頼の電話がかかりパニック状態になるが順番に応急処置を施して午後にやっと田圃へ行く事ができる。

「写真1」あれっ 昨日夕方には数十束の稲藁が強風で飛ばされていたのだが?
さては高戸さんが と思って訪ねるとやはりそうであった。
昨年より藁束の数は多く、3mの天木を2本増したにもかかわらずまだ足りないので一部3階建てに乗せた所が不安定になり飛ばされたようだ、何からなにまでお世話になります。

昨夜までの大量な雨で排水ポンプの能力が追いつかず冠水してしまった畑も一夜が明ければ水は引いていた。
「写真2」芽が出て喜び、虫害に泣き、再度の台風で肥料の流出で肩を落とした今年の秋野菜。
しかし命まで流したのでは無い、我慢すれば未だ何とかなる。
発芽促進を促す為にお皿にクッキングペーパーを敷き、発芽間近だったホウレンソウの種子は強風で飛ばされて、お皿は割れて白い根が出かかった種子は通路に散乱していた。
ピンセットで一粒づつ拾って保管する、水が引けば種まきをしよう。

「写真3」太ネギやヤーコンも強風のなすがまま、収穫前のピーナッツは再び水をかぶり腐りが心配である。
数年前にダイコンや緋の菜の根茎が短く奇妙な野菜が出来た年があった。
原因は長雨による土中の水分過多だった、通常ダイコンなどの根菜類は水分を求めて土中深くもぐって長く成長するのだが今年もその兆候が感じられる。
丁度その時は隣の先生のお孫さんが2才くらいだったと思う、そのお孫さんでも今年のダイコンは抜けるよ と冗談を言ったのであるが、地上部分は立派な容姿をしているが、地中には1寸「3cm」も入っておらず子供の力でも抜けるダイコンが出来たことを思い出す。
そのダイコンは僅かな地中部分には毛根が多く、先は丸く扁平で何とも醜いダイコンであったとも記憶している。

水分を嫌うヤーコンの実は大丈夫だろうか、もう水は沢山である、収穫を夢に見てせっせと働いた暑い日の汗は今では記憶から遠のいているが一つくらい夢の実現が有ればと希望するには欲であろうか。

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オラん家の野良日記
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