2004/10/20 (水)
台風23号来襲、今回はトカゲというニックネームらしい、今年はもう慣れている というより、もう飛ばされる物が無い、いつでもお出でってかんじである。
しかし雨の量が半端では無い、昨日田起こしをした畑は満水で高い畝まで冠水している。 水口のある水路は道路へ溢れんばかりに増水している、おまけに枯れ草や剪定屑が溜まって水口への流入を助けているようだ。 カッパを着れば良かったのに短時間で終わると見て傘をさして鍬で対応するが片手でははかどらない。 結局雨に濡れながら水口付近のゴミを取り除けばパンツまでびっしょりになる、排水ポンプは休む事無く回っている。
午後に入り風雨共に強くなり、おまけに東風である、台所の東側にある物置の軒に落ちた雨は強風で全て台所側に押されて台所壁面から雨漏りをし出す、今までにない現象に為すすべも無い。 雨漏りはいつもの出来事だが今日はいつもの空き缶やバケツでは足りずに新聞紙を敷いて代用する有様である。
夕方少し風が治まるのを感じて吹き返しの前に田圃の見回りに行く。 各田圃のハゼ掛けの稲は大量に落ちているが倒れているのは無い、どうか我が家のハゼ木も倒れていないように・・と願って、たどり着けば何とか持ちこたえていた。 しかし所々で最上部に掛けた稲束がどっさと飛ばされて落ちている、早めに掛けなければ出芽するが今は何も出来ない。
テレビでは各地に台風23号の被害を放映しているが幸いこの地域での被害は無い模様である。 18時 メグから電話で「今から帰るけどタイヤが隠れるほど水が溢れている」と言うのでエンジンを始動する前にエンジンルームを開けて水位の確認をさせると冷却ファンより下の位置にあるとのことで「大丈夫だ」と言って安心させる。 20Kmの道のりを1時間半かけてようやく家に帰ってくる、安心したのか疲れたのか早めに晃一と床に着く。
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