今日起きると熱っぽくて体の節々が痛い、熱を計ると３７．７度　体温計を見ただけで一気に力が無くなり行動力を失う。
午前中は大人しくしているが頭はぼや〜として思考力は限りなくゼロに近い。

午後に入り薬の力を借りて寝る事にする、１０分くらい寝ただろうか、そこえ杉さんが訪れて「今夜から又雨らしいから田お越しをやろう」と強引に起こす。
訳を話すと　石灰を先に施すから親分だけ頼む、と言うので甲斐無い体を奮い立たせて外へでるが腰は痛いし節々は痛い。
「写真１」高戸さんが何かを移植したのか水やりをしている、もう２時間もすれば落ちてくるよー　と声をかけると、この所の天気予報は当てにならんぞなー　とかえってくる。

「写真２」１０分も待てば石灰をふり終わったので親分で半年ぶりに天地返しを兼ねて耕耘する、春にはジャガイモの栽培をしていた所だったがカリ肥料の変わりに籾殻燻炭をたっぷり施していたので未だ残肥として有効に使うことにする。
「写真３」チビ助は杉さんの係りで7.5mを1.5mの幅で５列の畝にする、贅沢な畝幅だがもう１列増やせば極端に狭くなるので今回は５列にする。

空豆は５年ぶりになるのか４年ぶりかはデータ−が残っていないので定かではないが、毎回有機肥料での施行なので連作回避は幾分早めても問題ないと見て計画を実行する。
絹さやにグリンピースも連作を嫌うので始めての圃場で豊作の夢を見る。
カリンの収穫をする、3Kg前後しか採れなかった、度重なる台風の影響で落果してしまったのが原因。
杉さんのお孫さんは喘息で困っているのでカリンエキスを抽出して飲ませばと思って、全部差し上げる。
暗くなる前にポツポツと落ちてくる、強引に田お越しして良かったと思考力の薄れた頭で思った。
この夜　更に熱があるのか、お酒は進まず、早めに寝る。