獅子奉納
2004/10/17 (日)

hare.gif 今日は村祭りの当日、若い衆は朝6時に起床して若水で心身を浄めて宝童寺池「http://yasai-bsm.hp.infoseek.co.jp/houdouji_ike.html」の朝日堤「南東の方角」にある氏神様に6時30分奉納獅子を務める。
その後は頭屋の残りをお祓いに行き、神社奉納までの時間を利用して各辻「交差点」の交通安全祈願のお祓いの舞をする。

私は遠くで鐘と太鼓の音で善し悪しを確認して奉納の出来具合を確認するのみである、上手く舞ってくれよ の願いだけである。
御花「ご祝儀」を数包み用意する、他の太鼓台や御輿が廻ってくるので祭り当日の主はどっしりと家で構えていなければいけないので畑にも行けない。

午後1時 境内に集合した獅子組連3頭は一斉に舞を始める、各獅子のリズムやテンポは各々違う為に集中していなければ間違うことがある、特に子供の叩く太鼓はハラハラものである。
獅子舞の練習中に「ビデオなど有れば参考にしたい」と言う要望が多かったが写真はあってもビデオとしては残していない、そんな訳で急遽 会員のMaさんのスタジオからプロ用のハンディーカムを借りてきて3脚で定点撮りの延べ撮りをする、後でプロの機材でDVDとVHSにダビングすることにする。
「写真1」本宮を前に奉納獅子を舞う辻獅子組の勇壮な舞。
1段高い神楽場で奉納出来るのは辻獅子組の特権である、決して他の獅子組には譲らない先代からのお達しで位の高い獅子で通っている。

本宮での奉納を終わり、御旅所「500m離れた御所、市の有形文化財」まで奴・笠箱「起源は定かでは無いが私の地区だけで奉納される御衣傘で5〜6人で担ぐ、決して傘箱を抜いて御旅所に入ることは出来ない位の高い奉奠である。」太鼓台・御輿と入ってくる時間まで腹ごしらえをする。
「写真2」延べ時間1時間余りの本宮での奉納獅子を終えて御旅所横の広場で中食「ちゅうじき」を取り神輿が来るのを待つ、そのごお祓い獅子をこの境内で行い、夕刻再び御霊が本宮にお帰りになれば最後の舞「追い込み獅子」で祭りは無事終了する。

「写真3」午後7時 自治会館での胴破り。
胴破りの語源は定かでは無い。
1 頭屋振る舞い から訛った言う説
2 その昔 紙幣がなかった時代に竹にコインが入る切り込み「今の貯金箱のような物」を入れた中へお花「ご祝儀」入れて各家庭を廻って集まった大枚の竹を割り直らいを振る舞った。
の両説があるがどちらかは定かでは無いが、とにかく無礼講で飲んで食って1年の〆とすることで大いに賑わった。

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オラん家の野良日記
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