登り納め
2004/10/11 (月)

hare.gif さすがの私でも昨夜の雨と700数十段の石段の上り下りはきつかったのか筋肉痛であちらこちらが痛い、おまけに寝不足ときているが起きる時間は日頃と同じ。

ここ数日、畑の野菜は虫害で酷いものである、作酢散布何ぞは屁の突っ張りにもならん。
もう我慢出来ずにオルトラン水和剤1000倍液を作るが何んの臭いも無い、5年も前に購入して封を切っていた物だが効き目はあるのか半信半疑で散布する、何故か罪悪感を感じる。

照明器具の取り付けの仕事を短時間の間に終わらせてから早めの晩酌を済ませて装束の衣装に着替えて仲間が来るのを待つ。
午後7時45分 我が家を5人で出発する。
「写真1」今日の私は待機補助の役目、一度やってみたかったのだ、剛力以外の緊急補助を務める為に怪我人や急病者が出ないかぎりフリーの立場である、雅楽隊の先頭で鐘持ちを担当する杉さん・S氏・松ちゃん・N君の進行と共にするが奏者は大坂の大学生でクラブ活動で雅楽を習っている女子学生の可愛い子であった。
「写真2」鐘・太鼓に続いて横笛・縦笛・笙の笛・鼓などの雅楽隊の一行。

歩いて登るのも一苦労の階段を要所要所一気に駆け上がる御輿は勇壮なものである、私も若ければ・・・と思うが既に遅し。
「写真3」午前0時過ぎに本殿に帰り着く御輿、最後の拝殿に入る時には剛力共は顔色は失せて気力だけになる。
この後 御霊を本殿に移し、御輿は御輿庫に納めて大祭は終了する。

良き仲間ありて良き友有り 毎年この行事に冷えたビールをリュックに詰めて最上段まで持って来て私達仲間に振る舞ってくれる友人がいる。
今年も終わってから下界に広がる夜景を見ながら一息に飲むビールは格別なものである。

10日11日と二日間にわたって繰り広げられた平安の奇祭は幕を閉じる、来年も健康だと奉納させて頂きたい。

金比羅大権現 海の神様、特に船乗りや漁師達の安全と豊漁を祈願して全国から祈祷に来る。
特に有名な話しでは、清水の次郎長の子分、森の石松の「鮨食いねー酒飲みねー」の名台詞の金比羅参りが有名である。

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オラん家の野良日記
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