雨の金比羅大祭
2004/10/10 (日)

harenotikumori.gif 今日は金比羅大権現の大祭日、全国的にも有名な奇祭である。
深夜12時に700数十段の石段を登った本宮から更に上の奥の院に奉っていらっしゃる御霊を神聖な御輿に載せて下る御神輿降りの行事を行い、明日の深夜に元の祭壇に納めるという儀式には、お当人様・神主・楽隊・剛力「最大傾斜角度35度の石段を2.5tの御輿を担ぐ神職」高張持ち「行列の先頭で頭上高く掲げて照らす提灯持ち」など総勢250人の古式ゆかしい行列で行われる。
全国からの行列見物は5万人を越える「県警調べ」見物客の心遣いと担い手の意向から数年前から午後9時からとなり、納め終わりは早朝の1時と相成った。
それまでは終わると明るくなる時間であった為にクライマックスの鞘橋「さやばし 大祭の時だけ関係者だけが通れる木製の太鼓橋」を通過する見せ場が明け方近くになる為に時間を早めたのだが、他は昔ながらのしきたりで行われる、しかし高張りの光源も安全上ロウソクから電池式に変わったなー。

そんな訳では無いが、今日は朝早くから足腰を慣らす意味で山歩きに友人4人と1週間ぶりの散策に出かける。
今日は讃岐山脈を越えて徳島山系の山に入りキノコを採りながらの約5キロの山越えに挑む。
台風一過久しぶりの晴天の元リュックには飲み水・軽食・ヤッケ・カメラなどを入れての軽装で挑むが気温は低いのか口からは白い息が出る。1時間余り歩いた所で空が開けて頂上付近の気配を見せるが先ほどの晴天は見えず雲がうっすらとかかり始める、山の天候は変わりやすいので仲間と連絡を取る、携帯は使えないので小型のトランシーバーを使う、二手に分かれて尾根を縦走している仲間は既に把握しており3時に下山の時間を1時間早めて車で待っていると答えて我々も休憩を小休止に切り替えてヤッケをかぶり下山し始める。
後1キロの地点で大粒の雨が襲ってくる、今日は一日好天気と予報していたのだが酷いものだ、やはり予報は「うそよ」か・・・とブツブツいいながら車まで着く頃にはもうびしょ濡れであった。
仲間と合流して塩江温泉郷の奥にあるS温泉に立ち寄り温泉に浸かり疲れを取り一番美味しい料理を頂く。
箸を4本用意してクジを作り運転役・支払い役・の記しを付けて私はタダで食べて飲んで手を叩き上機嫌は言うまでも無い、良き一日であった。

午後7時 我が家へ4人が集合して5人で金比羅さんへ出かける、しかし雨のために神事が遅れて出発が大きく遅れる、終わると深夜1時を回る。

「写真1」左からI先生・S氏・杉さん・松ちゃん「昨年から人手不足の為に私の取引先の従業員を強引に且つ強制的に誘った人材」の写真だが何故か杉さんの所から松ちゃんの頭上にオーラが・・・
「写真2」昨年の写真も 左から杉さん・S氏・私の写真だが残像が・・・しかもS氏と私の間に剛力のT氏が入っているではないか 何の事は無かった、T氏がそーっと入ってきたのだった。
何かあるぞっ と思って1年が経ったが何にも無かった、カメラの焦点を合わすのに中央にピントを合わしてから全体像の位置に持って来る為に動かした時の残像が残りメディアに記録されたものと思われる。
デジタル処理の遅いカメラの欠点でもあろう。

明日は いや今日は登りである、かなり疲れると思うが老体にムチを打って頑張ろう、全国のギャラリーの為に。

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オラん家の野良日記
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