お盆近し
2004/08/12 (木)

hare.gif 今日からのお盆休みも多い企業もいるが、私は部品待ちで午前中は待機状態。
鮎釣り用の菅笠をかぶり自転車で水田に向かう、まるでベトナム人そっくりに見えるのかすれ違う車の人影は異様な顔で見上げて通り過ぎる「気を付けろよ!日本人めが!」

水田に着くとやはりヒエなどの雑草がすでに穂を作っている、鎌で根っこから刈り取り畦の近い所は投げ捨てるが遠いと束にして畦まで持って行く、10分も動けば汗びっしょり。
何でこんな重労働をしなければ成らないのか首を傾げる、暑さのせいで頭がおかしくなって思考力が無くなってきている、無農薬を強いて行っている小生には雑草取りは必至であることを忘れるくらい暑い、8アールだからまだしも、何十アールもの水田には不向きである事は間違いない。

私達家族が喰う分だけの拘りのお米を作るには丁度良い広さである、今も昨年始めて作ったお米を食べているが実に美味い、やれば出来るもんだ。

午後に入りやや早めに仕事を切り上げてシャワーで汗を流して高校球児の熱戦を何となく観戦する、温度は35度を上回るがもうどっちでも良い、開き直ってねじり八巻で畑に出てナスの切り込みにかかる。
「写真1−2」
台風以来世話をしていないナスの剪定をする、思い切って切り込む、本来はもう少し早い時期が良かったのだが今年は手が回らなかった。
白い小さな実を付けていたナスは黄色い原色の綺麗な実に変わって行く、これは観賞用のナスだな。

剪定は15分ほどで終わるが溝や畝の雑草は酷い、手袋も付けずに抜き取る、2時間ほど頑張って見違える程になる。
もう限界である、「止めても宜しいでしょうか」「よく頑張ったね、お疲れさん」一人芝居の会話で一目さんで帰ってトランクスまで脱ぎ捨ててザブンと昨夜の残り湯に飛び込む、これが実に気持ちよい。

後は甚平姿で水やりをやって本日の〆とする。
美味い、実に美味い。
今宵もビールが美味い、五臓六腑に染み渡るとはよくぞ言ったものだ。
落ち着いた所へ家内がポストから分厚い封筒を持って来る。
「写真3」産直市の栽培書と種子が添付されている、地元のJAからの配布であるがありきたりの栽培方法と播種時期のマニュアルであった。
黄色いニンジンに油菜などの種子とダイコン・ホウレンソウなど、そろそろ私独自の計画もしなければと思う。

しかし美味いなー、汗をかいた量以上に口で味わう季節の味は これを旬と言わずして何と呼ぶ。

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オラん家の野良日記
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