梅雨の裏切り
2004/05/29 (土)

harenotikumori.gif 朝6時昨日から充電しておいたトラクターのバッテリーを親分に積み込み1発で始動させる。
冷却水OK 燃料補給 各部の給油OK 動作良しで稲作2年生の水田に出発する、早くしないと今日から梅雨入りだと気象庁が胸を張って発表した矢先である。
田圃に着き「どう耕すか考える」20日ほど前には東西に耕したので今度は南北に耕せばクロス状になり平滑になる筈、今度水を入れてからの耕耘に支障が無いように耕耘爪いっぱいに深耕する、やはり何処で見ているのか椋鳥がやってきてミミズや土中の昆虫などを見つけてはついばむ、特にカエルが好物で騒ぎながら取り合いをする「実際は鳴き声など機械の騒音で聞こえないがクチバシと動作で把握できる」

2時間余りかかる 丁寧に耕耘したので水入れが楽しみである。
水と言う性質は地球では常に水平を保つらしい「真面目に読む方には失礼だが」耕耘後に水を張ってみるとでこぼこが有ると直ぐさま分かる、特に酷いのは大きな島があちこちに出来る、今の親分にはロータリーを降ろした部分は山になり上げた部分は谷になる欠点があるがそれを補うのがオペレーターの役目で心底気を遣った、新しいトラクターが欲しいが馬力当たり10万以上する25馬力で300万円か 親分と私の技量で今は十分である。

終わって帰る途中にある局長の小さな畑へ寄り耕耘作業をする、この畑とんでもなく難しい畑で南は郵便局の境界線でコンクリートで塀が有り西及び北は境界線のコンクリートが有り唯一道に面した面は25cmの高さのそれもコンクリートで覆われている機械ではやりにくい畑である。
毎年この時期と秋に耕しているが頭をひねる場所であって今年も矢張り1筋耕しては25cmの高さを乗り越えてはバックしての繰り返しで何とか終える、しんどいもんだオートバイで言うとモトクロスの山越えをやっている様なものだから。

「写真1」26日大安に播種した稲の発芽が一斉に出そろう、遮光しての発芽だから出ている芽は全て白くモヤシ状態 しかし1時間も経てば写真のように黄色く色づく やがて夕方には緑色になる。

今日は久しぶりに1日農作業が出来る、杉さんと一緒にァトンと残った猩々を抜き取り丁度12時、3時間ほど陽にあてて取り込む計画でTVを見ながら昼食をとっていると中四国・九州が梅雨入りとの事 広島県では雨の風景が放映されてこのまま南下していくとの事、外ではポロポロと雨の音「これではイカン」とばかりに杉さんに電話してオバケでタマネギ畑へ直行して束にしないでそのまま山積みにして帰る。
何だなんだ カラ梅雨かいなもう止んでしまってカンカラではないか。

休み無しで動いたから疲れた しばし休むと同時にサーバーの移動処理をする、何とか月末までにお披露目ができそうである。

「写真2」外の畑の草抜きをするが土が硬くなって思うように抜けない やはり1雨欲しい所だ「わがままなようだがついこの間には豪雨で悩まされたのだが」
ハウスのズッキーニは収穫時期が開花後2日で出来るが路地の収穫は3日以上を要する、気温もこの時期同じなんだが・・・左のすじは里芋の列

「写真3」里芋には昨年から稲藁で保湿をしている、稲藁をはぐって見ると土には水分がタップリ残っている、一昨年まではマルチで保水していたが冠水と雨だけでは十分な水分が行き当たらなかったが稲藁での覆い効果は真夏の遮光・水分の蒸散防止・雨での泥水付着による病気 等は皆無になった。

今日はよく頑張った その他 ジャガイモの一部掘りおこしと取り込み 心配していた実も大きくなって来だした この分だと後10日も経てば全部収穫出来そうだが雨が心配。

 梅雨入りを 宣言したが 空仰ぐ ゲロと一声 蛙鳴くだけ   

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オラん家の野良日記
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