晴れの日曜日
2004/05/23 (日)

hare.gif 朝6時起床 オバケ君に積んでいた有機肥料は昨日のうちに降ろして準備を整えていたので7時にはオバケ君と共に家を出る、小回りは利くし4駆にも引けを取らない程の湿田にも強い農耕車は便利である、1年間に堆積した用水路のゴミは各自が土手際に出しそれを積み込み収集場所に運び出す。
1時間もすれば綺麗に片づく、特に会員のHさんの息子「洋君」は真面目で働き者である、私は10年ほど前に地域の消防団員を27年間努めてリタイヤしたがその時に配下である洋君は未だに「班長」と呼んで慕ってくれる 今日も良い働きをしていた、何時も奥さんがリリーを散歩させてよく逢うのだが洋君とはなかなか逢えなかった 今日は良き日である。

一汗かいて家に帰ったのが9時 汚れたオバケ君を水で洗ってからタマネギ畑へ出かけて早稲のチャージと中晩生のァトンの抜き取りをする、畑の隣でS夫婦が野良仕事のお茶の時間と言い私にも声がかかり一緒に美味しいお茶をご馳走になる。
この前に差し上げたタマネギがたいそう美味しかったので自分の畑の晩生のタマネギを採って食べたが比べものにならない程不味かったと言うのでチャージよりもっと美味いァトンをさし上げる「今晩の食事の時の顔が見たい」

12時までチャージとァトンを抜き取り2時まで日光にあててその間にしばしの休憩をとる。
昼ご飯をゆっくり取って1時間ほどHPのリンク訂正をやる、たかが2年間の間のページだが増えてしまって整理に時間がかかる 今月末までには何とか終えて新しいサーバーに新居を移さなければならない。
「写真1」2時に再びタマネギ畑に行くと杉さんが早くも作業をしている、今年は幾分小振りだが味は何時もと同じ良い、二人で生をかじり確かめるが満足のいく出来に感謝する。
強いて言えば長雨が祟ってベト病にかかりかけている、農薬は一切やっていないので仕方がないが此処数年初めての出来事である。
農薬に対抗して決して連作はしない、有機肥料で抵抗力を付けているのだが天候には勝てないことを思い知る。
10Kg袋を12個とァトンは吊すように縛りオバケに積めるだけ積んで今日はお仕舞い。

「写真2」高戸さんのカボチャは窒素が効き過ぎたのかジャングル状態、杉さんが毎朝受粉作業をした甲斐あってか1株に10数個も実を付けているが整理落果がどこまであるか興味津々である、うまく行けば「カボチャ長者やねー」と言うと「今年の秋には蔵を建てようと思う」と強気な高戸さんであった。

その後 高戸さんのジャガイモと私のジャガイモの出来比べをするがメークインは高戸さんに軍配が上がったがその他は6月に持ち越す事になる、当然足洗はその賭でテーブルを賑わす事になるだろう。
「写真3」キタアカリの花芽が結実して立派なトマトが成る、二人してかじってみるととても不味い、大笑いである。
こう見るとやはりジャガイモもトマトも同じ兄弟だと納得する。

充実した日曜日だった、しかもここしばらくは晴れ間が続くようだ、遠くで麦の取り入れでコンバインの音が暗くなりかけた今でも聞こえる。

 麦秋の 晴れ間を襲う 機械音

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オラん家の野良日記
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