大学院卒のカラス
2004/04/23 (金)

harenotikumori.gif 早朝は晴れていたが曇りがちになり雨になるかも知れない。
今日は香川でもアナログTV放送が地上デジタル化になる前にやるべき周波数移動の為の各家庭の受像器の調整員養成の講習の日である為に10時に会場に行かなければならない、早朝から杉さんが数年前に手作りで作ったトンボを使って整地をしている。
「写真1」気温は幾分涼しいが動いていると暑いのか上着を脱いでの作業であるが未だ長袖である、私は3月の末には長袖とおさらばしているがウエイトリフティングで鍛えた上半身を保護すべく6月までは長袖での生活をするとの事は以前聞いた事があるがきついだろうなー。
「写真2」整地を終えて溝を鍬でさらえるがこれをやらなければ雨でぬかるむ、更に天気になればカチカチになり土寄せが困難になる、この地方の用土は保水が良すぎて平植えでは野菜物は作れ無い 畝立てを高くしなければ作物はうまく出来ないが反対に稲作は豊作である、1反当たり10俵は普通で12俵も出来るところもある。

午前中の講習は何とか真面目に聞いたが午後からの講習は眠い、睡魔と戦いながら何とか終わる、デジタル化は来年の今頃からのスタートになるがそれまでに何度も受講しなければならないがオレンジの腕章と首からぶら下げた写真入りの証明書で「○HKから来ました」と私の口から出る言葉を思うと吹き出しそうだ、「○HKの方から・・・」と言ってはダメらしい。

夕方 高戸さんが「どうも大学院を出ているらしいがな」と深刻な表情で話しかける、分からないので聞き直すとカラスの事だ。
どんなに巧妙な仕掛けをマイカー「自転車」にしてもアホーとバカにされると言う、可笑しいやらアホらしいやらでついに笑ってしまったがそのカラスは私には見向きもしない 高戸さんの人の良さに付け込んだ・人を見る・カラスである、いつか見ていろっ!

5時半から隣の先生の畑の耕耘にかかる、親分で数回往復して4筋の耕耘の後にチビ助で畝付けをする、雨が来てからでは厄介なので二人で溝上げをするが昨年の植え付け位置を忘れてしまって連作障害の出る瓜類・インゲンの作付け場所が定まらないと言うが以前私もそうであった。
必ず農事日記には書き入れているが更に畑の写真も貼っているので意外と便利であることを話すと是非今年は写真で保管すると言っている。
暗くなる前に里芋の用地に元肥を施す、これも厄介である せっかく作った畝の真ん中に溝を切りドッカと堆肥を投げ込み又元通りに覆土する、この前に続き重労働である、植え付けにはヘッドライトがいる時間になるがさすがにもう止めた。
「写真3」ネギ坊主が淡い紫色 昨年会員の方から頂いた花ネギだが春先には忘れてうどんやお汁の薬味として利用していた、以外と香りも良く歯触りも良かった 味良し 太さ良し 香り良し おまけに花は綺麗の4拍子揃ったこのネギは果たして誰から?もしかしてNET仲間からの贈り物かも知れない、健忘症の私に誰か助言を。

 長靴を 洗ふその手の 水温む

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オラん家の野良日記
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