堆肥作り
2004/02/18 (水)

hare.gif 今日は午前中の仕事を早朝から始めて11時に終えて野良仕事に専念する。
「写真1」早稲のタマネギの生長は良く追肥の要求をしている、予定だと20日過ぎだが幾分早くても良いようだ、しかしこの所のカラカラ天気では雨を待たなければ効き目が無い、天気予報の雨の前に施肥する事にする、それまで我慢するのだ。

今日は堆肥を作る、長年の夢であった、この辺りでは駒肥「こまごえ」と呼び発酵には馬や牛の尿を切り藁にかけて発酵を促していたが今は民家の密集地でそれは出来ない。
「写真2」バクテリアの元菌を各種配合して米糠と混ぜて更にヨーグルトも入れる、他の要素には鶏糞・油かす・籾殻燻炭などを切り藁とサンドイッチのように積み上げる。
「写真3」ぶなさんが命名親であるカッター君で3cmに稲藁を切る、あっという間に切れる、ストレス解消には良い。
道端での作業なので通りがかった見知らぬ人から声がかかる、それも何人も「こまごえですか、懐かしいなあ 野菜を作るのですか」(野菜は作る物では無いのですよ、育てる物ですそれによって夢を作るんです)といつもの訳のわからん名調子が出てくる。
「この頃の百姓はみんなカセイ〔化学肥料〕に頼って田圃が痩せてしまう、あんた達はエライ〔疲れる〕けれど偉い」とまたまた洒落で返される、ユーモアのあるご老人だった。

夕方までかかり3m×3m高さ1mの堆肥置き場満杯に仕上げる、水を打っては踏み込み、種肥を置いては切り藁を乗せての繰り返しでとうとう地下水が無くなってしまった、今年に入って満足な雨が無かった性か地下水も底がついたようだ、しかし10分もすれば50リットル程は出てくるので何とか今日のところはいけそうだ、出来上がりは秋遅くになる見込み 楽しみである。

 まだ凍し 藁蔵の下 草青む

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オラん家の野良日記
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