懲りずに・・
2004/02/04 (水)

kumori.gif 昨日淡路へ遊びに行ったその晩、友人からの電話で「風が治まるので今夜どうか」と釣行の誘いに(行こうか)と2つ返事で懲りずに出かける事にする。
早朝2時の出発と決めて早めに床に着くが(あれも積んだ、これも積んだ)と忘れ物が無いかなかなか寝付かれない、子供の時の遠足みたいにウキウキする大きな大人だある。

やはり目覚まし時計より早く目が覚める、1時20分である、パジャマのまま車庫の車のエンジンを始動しておこうと外に出ると友人の車が速くも来ている(早いねー)「嬉しくてなー」(取りあえず着替えてくるねー)と短い会話を交わして再び家に入りスープを温めて軽い食事をして着替えて出ると秦氏「土建屋社長」高木氏「ネオン屋会長」両名が揃っている、(忘れ物が無ければ出るよ)の問いかけに「行こう」の合図でいざ出陣。

片道170Kmをノンストップで2時間半で津島町に着きコンビニで人間様の餌を仕入れる 今度は忘れない様にリュックに詰め込む「この前は忘れて朝飯も昼飯も無くクーラーの氷で我慢したっけ」その後釣り具屋のオリンピアさんでお魚さんの餌の用意をする。
オリンピアの主人とこの所の釣果を聞くと「ぼちぼち落ちて来たねー」とのこと おまけに昨夜高知沖で地震がありこの町は震度1だったそうだ、水温もこの所の冷え込みで下がってきているとの事、いささか自信を無くするが「天気さえ良かったら明日も頼むよー」と言って釣具屋を出て港へ急ぐ、15分も走れば港へ着く 駐車場へ着くと見覚えの有る香川ナンバーの車 見るとやはりS氏である挨拶を交わしてから着替える。

乗船して何時もより少し早い出船に首を傾げる 案の定親船「当番制でクジ持ちをする」であった寝床「磯の名称」でのクジ持ちをして残りクジは10船中の10番「あ〜どん尻」しかも天気予報の波高1mが何と2.5m以上もある お客は12人と少ないがクジ運は最悪である、下りた所は7人で風裏のオオバエに上がる、此処は過去に何度か上がり釣った経験があるがポイントは船付きから延々と悪い足場を歩き南の端の出っ張りが本命ポイントである、取りあえずロッドケースとバッカンを持ち歩く振り向けば皆散らばってこちらには来ないようだ、しかしこの風とうねりでしぶきが凄い竿を出すが思うようにポイントに届かない、粘るが当たり無し「満月に大釣り無し」の師匠の名言が頭を過ぎる。

昼前に小さいグレ30cmをゲット「やれやれ坊主は逃れた」と思い近くのS氏のクーラーにそっと入れる、その後幾分風が治まるが餌が無くならない「今日は2匹の餌で十分だったなー」と独り言を言いながら1時過ぎに納竿する。

やはりこの日は全島120人で5〜6匹の釣果と聞いて納得する、やはり水温低下と地震のダブルパンチでノックアウトする。
「写真1」秦氏と高木氏は早くも釣りを諦めたのか磯で酒盛りを始める、オイオイ帰りも私の運転か?
「写真2」私の釣座 吹き上がった潮を何時間もかぶり全身ずぶぬれになった、ダイワさんのゴアテックスの御陰で中身はホカホカでした。

この後3人で協議の結果 明日の釣りは諦めて帰る事にする、昨日からの走行距離780km睡眠時間3時間でワンマンの運転をして帰った、何とタフなヒゲ親爺である。

 海怒り 潮のシャワーに 煙草消え

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オラん家の野良日記
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