初めてのお米。
2003/11/14 (金)

hare.gif 快晴の朝を迎える、日曜からは又下り坂の天気に「今日しか無い」と判断を下す。
倅達も居ない、急遽杉島さんに応援を頼むと快くOKが出る、とりあえずハゼの防雨シートを取り外して3時間ほど天日乾燥をする事にする、稲こぎは昼一番から取りかかる事にする。
その空いた時間に本業を少しやり、早めに帰る しかし良い天気だ 久しぶりの日本晴れの天気に気が晴々する。

オバケにモミ袋を積みガソリンも満タンにしてハーベスター「自走式脱穀機」のエンジンを始動してテクテク南の田圃へと歩く、アスファルトの路面とキャタピラーのおうとつが共鳴するのか振動がうるさい、回転をスローにすると静かになるが鈍い。

初めての米作りで初めての脱穀、ステージを組み立ててモミ袋をセットして脱穀の試運転 「何だ簡単じゃん」と そのころ杉島さんがオバケで来る、ハゼから取った稲束をステージにおいていただくと私が差し込めば脱穀できる、30分もやった頃 昔やった頃はたしか回転数を微妙にセットしていたと思い回転計を探す こんな所にあった 見ると麦こぎ以上の回転でこいでいた、回転を下げてOKサインが出る「かなり米を吹き飛ばしたなー」
「写真1」ハゼ1筋の脱穀が終わり家に籾を一度持ち帰り再び田圃に来た所、運転は杉島さん。

「写真2」1時に開始した脱穀は3時には終わり直ぐに籾摺りを開始する、脱穀機も籾摺り機も隣の局長「郵便局の前局長で今も局長で通っている」の物、籾摺りも局長の家でやらしていただく「有り難い」
4時 すべてお米になった30kgづつ袋詰めにして345kgの玄米と15kgの・しいな・だった、今年の出来では80点かな、私としては90点以上と思う 米作り1年生にしては優等生ではないかい?しかも無農薬で化学肥料などは一切やって無いのだから胸を張ってもいいんでないかい?

「写真3」オバケに積んで米泥棒に遭わぬように我が家へ運ぶ、こんなに米1粒が可愛いと思ったのは生まれて50数年初めての事、昔 小学校の頃に先生から米と言う書き方は八十八と書き88回手間を掛けて作られると教えられたが実際そんなに手間なんぞ要らない わたしの場合は草抜きでかなり時間を費やした事を除くと野菜作りの方が遙かに手間暇がかかる。

とりあえずお米になった 今度は玄米貯蔵用冷蔵庫の制作にかかろう、これも夢があって良いだろう。

 収穫の 喜びも尚 日本晴れ

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オラん家の野良日記
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