2003/06/15 (日)
今日は讃岐の水瓶・満濃池・のユル抜きである。 日を同じしてこの地域も一斉に溜め池のユルを抜く。 今年から水稲作り1年生の小生、水は後からゆっくり入れるつもりで呑気に構えていた。
7時の天気予報まで外の畑を周り朝ご飯をゆっくり食べていたが、今週の天気は悪い、やはり梅雨本番である。
水田からユル口までは100mとない絶好の田んぼだ、ユルは既に抜かれて毎秒2トン近く放流されていた、 今日は1人しかいない、やるのは今日しか無い。
まだ元肥も投入していない、オバケに大盛り3杯の有機肥料「300Kg」をスコップでばらまく、科学肥料だと2割の量で良い、然しやるからにはこだわりの百姓をやりたい、しんどいが脇目も振らずにひたすらばらまく。
約2時間で終わり今度は・親分・を持って来て耕運をする、今度は乗ってやれる分だけ楽だ。
時計を見ると12時を過ぎている、田んぼに・親分・放置して昼飯だ。 次男がいたのでマルチの破片拾いを頼む。 食事を15分で済ませて、再度田んぼへ行く、2時に完了する。 すかさず軽4に乗り換えてコンパネと桟木・工具・を積み関板を作る、隣近所の田んぼの住人から「泥縄かい」と声が掛かる、気にしない気にしない。
こんな物オレ様の手に掛かれば・・・5分程で完成する、皆驚くやら感心するやら。 しかし構っていられない、すかさず水を入れる、約1時間で入る、その間に塗り畦を作る、重労働である。
満水になった水田に再び・親分・で耕運する、今度は3速での耕運だから早い。
終わった。 時計を見ると6時だ雨も降ってきた、約11時間の休憩無しの仕事はキツかった。
写真1 100m離れた所のユル口 写真2 水入れの瞬間 写真2 完了した水田
7時 プレイルームから市道を挟んで我が家へ帰る。 何やらテーブルが華やかだ、何故か長男も帰っている、 「親爺 お疲れ」とリボンの付いた包装紙が、 何んだコレっ。 父の日だった、 嬉しいね〜 我が家は倅が子供の時からウエスタンスタイル、早速拝見すると、中は・甚平のセット・柄も絣調のシックなもの、粋だね〜。
安い給料でやりくりが大変なのに有りがたい、素直に有難うと言う。 今日の晩酌は昼間Yuちゃんが菜園に来たときに飛び切りの焼酎だ!と言って持ってきた物を開ける。 美酒である、美味い、息子達よありがとう、アレっ娘のメグはっ「看護士の」宿命か、仕方あるまい。」しばし美酒に酔いしれる。
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