2010/08/03 (火)
今日は、7月29日に最後の定植をした盆養の針金を外しました。育ちが良くありませんので、来年の親株用です。 以前、定植の祭に枝を数本折ってしまった中菊の剣士の枝が枯れずに育ってきましたので、針金を外しました。今年は枝の高さのバランスが良くなっています。
夕方、だるまの枝が15cm位に伸びた苗の3枝の整枝をしました。 整枝の手順は以下のとおりです。 だるま用の苗の3本の枝が15cm位に伸びたら、針金をかけます。この時、3本の枝の長さが揃い、段差のないものを選びます。葉が混んでいて針金を掛けづらいものは、接ぎ木テープで支柱に誘引します。 針金は直径2.5mm〜3mmのアルミ線を60cmの長さに3本切り、各枝の反対側の鉢縁に挿します。 針金は枝の下か上に沿わし、枝の付け根から隣の枝と8の字を描くように巻いてから、接ぎ木テープで枝と針金を巻く様にして固定して行きます。 支柱(2cm位浮かして止めます。)を立てインバイドで止めます。 3枝が18cm位に伸びたら、更に曲げて支柱に固定します。この時、天の枝の結び目は鉢の縁まで8〜10cm、人の枝の結び目は鉢の縁まで6〜8cmとしますが、菊花展の規定に従います。 整枝に使った針金は2〜3日後に外します。
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(1) 7月29日に定植した盆養の新太平銀峰の針金を外したところです。
(2) 以前、枝を数本折ってしまった中菊の剣士の針金を外したところです。
(3) 天女の名所の3枝の整枝をしたところです。
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