心臓血管 手術
2017/09/28 (木)

kumori.gif 兄が10/4に箱崎の九大病院で
バルーンの心臓血管
手術を行うそうだ。

自分も経験しているので説明した。
自分の場合は右の手首の動脈から
血管カテーテルを
入れて冠動脈の狭窄部に
ステントを3本入れた。
狭くなっている血管内にチタン製の
パイプ状の金網を入れてバルーンで
膨らませる。血管を広くして
血液の流れを改善する手術。

全身麻酔ではなく右手首だけの局部麻酔なので
意識は最初から最後まではっきりしているので
手術の様子が全部わかる。

まず胸に放射線防御カバーが
かけられる。重量がありずっしりとしている。
多分鉛製だろう。

手術台の胸のあたりの上方1mくらいに
モニター(白黒)があり、
自分の顔に向いている。
これで心臓部のレントゲン動画を見ることができる。
それを見ながら手術の担当医が
逐一今何をしているのか説明を
してくれた。
「今から造影剤を点滴で入れます。
体が熱くなります」。とか
「カテーテルを今から入れます」など。
手術室内の周囲の人の会話や
動きも全部わかる。

翌日は1日中、手首の動脈のところに
卵くらいの大きさの柔らかいビニールの
空気を入れた袋を押し付けてバンドで止めていた。
これで止血をして安静にしていた。
最初は止血のために袋の圧力は高いが、
1日かけて中の空気の圧力を段階的に看
護師が下げてくれる。

なにも問題がなければ手術の翌々日
に退院可能だ。

手術費用が高額になる(自分の場合は約500万円)
ので事前に病院と相談して高額療養費の
申請を行っていたほうが
金銭的な負担が少ない。
病院に健保から医療費を直接支払いをしてくれる。

 
ごーやの菜園作業 北九州 グリーン☆ファーム
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