2014/12/21 (日)
行橋市沓尾の守田蓑洲(さしゅう)旧居に行ってきました。 30年以上空き家で柱もシロアリなどの 被害があったのを 8000万円ほどかけて修復したそうです。 縦柱は新しい物に交換し、 梁などは昔のままのものを使っているそうです。 無料駐車場もあります。
以下は西日本新聞より引用 行橋市 江戸時代の大庄屋 守田蓑洲旧居 市史跡に指定 (2008/08/02) 行橋市は1日、江戸時代末期に旧仲津郡の大庄屋 だった守田家が建てた同市沓尾の旧居を史跡に指定 した。
旧居は土地が約2400平方メートル、建物は 木造平屋一部2階建て約430平方メートルの屋 敷で、18の部屋がある。守田家30代目の守田 和之さん(75)=東京都在住=が2月に土地や 建物、書など史料とともに同市に寄付していた。
同市文化課は、(1)江戸時代の大庄屋の屋 敷で建築学上重要(2)大坂城の石垣を切り出し た石切り場跡や守田家建立の松山神社とともに 沓尾港の歴史的景観を形成している‐と指定理 由をあげた。2009年度から3年かけ調査改 修を行い、2012年にも一般公開する。
守田家26代目の実房か、子の房貫(号は蓑洲 (さしゅう)、1824‐1910)が旧居を建 てたとみられ、「蓑洲亭(さしゅうてい)」と呼 ばれていた。伊藤博文が蓑洲亭と書いた額も残っ ている。
房貫は私塾水哉園で塾生代表を務めた俊才。 10の村をまとめる平島手永大庄屋を務め、 漢学者の村上仏山や政治家末松謙澄らと親交 があった。
中央にも顔が広く「蓑洲翁古希の祝い」と して伊藤博文、山縣有朋、大山巌や画家富岡 鉄斎らから和歌や漢詩などを贈られた。これ らは同市が整理中で市民に公開することにし ている。
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