快晴。山なみがきれい。空は真っ青で、雲ひとつ無い。そのかわり、気温はぐんと下がって、零下12度。顔の皮膚が痛いぐらい。こういうときに限って、吟が逃亡した。後ろを見ながら、こっちがおいかけてくるのを知りながら、ぐんぐん逃げて、面白がっている。まったく、零下12度の朝からかけっこさせられて、くたびれた。いいかげんにしてよね、吟。