まだ猛暑が続いている。朝の9時にはもう30度を越える暑さだ。おまけに雨が一滴も降らない日がもう二週間以上続いている。こういうとときだからこそ、潅水ポンプを買ったのに、今日は途中で止まってしまうハプニング。暑いのは当たり前としても、エンジン部分が熱くなったせいか、水をかけて冷やすと何とかまた動いてくれる。エンジンを始動して、やっとホースの先端まで駆け戻る。樹２，３本かけると、またエンジン音がうわうわ波打って、ぱたりと止まる。また水をかけて冷やして、何回か紐をひいて、かかったら様子をみて。今度こそ、とまた畑の端から端までかけていく。で、樹に水をかけると、また止まる。この繰り返し。
ホンダのエンジンの潅水ポンプ。天下のホンダなのに、なぜ？　パリ＝ダカールのように砂漠を駆け抜けるときの温度は何度？　それにくらべれば、３５度ぐらい普通の暑さ？　とにかく、暑くて雨降らないから樹に水をやらなくてはならないのに、ポンプが動かなかったら、どうしようもない。それともこのポンプ、欠陥品かしら？
よし、明日はメーカーにきいてみよう。とにかくこんな不調では、困ります。前の安いポンプのほうがずっと快調に働いてくれたのに。
それとも私のやり方が悪い？　でもかかったエンジンが止まるのは、わたしのせいじゃないとおもうのだけれど。それとも、ホースに圧力がかかりすぎなのかな？　畑が広いからそれはしょうがない。だから大きなポンプにして末端まで水が勢いよく出るようにしたんだから。
とにかく、この暑さと雨降らずで、樹もまいってしまいそう。挿し木したブルークロップも、どうも暑さで全滅のようだし、泣きっ面に蜂だ。おまけにあいかわらずイラガ(芝虫）がたくさんいる。今日も５０から６０匹はかるく退治している。近頃は体長が大きくなって、葉っぱからはみ出ている。葉っぱはム庶務所よく食べてくれる。おかげで見つかりやすくなったことは確かだ。
ずいぶん葉を食われて樹が弱ったものもある。収穫が終わったら、とにかく消毒だ。毎日５０匹つぶしたとしたら、もうかるく1000匹から2000匹は退治したことになる。ああ想像しただけで、気持ちわるーい。