昨日の収量が少なかった理由は、前日雨降りで日照時間が少なかったことによるようだ。昨日一日よい天気。おかげで今日はまたたくさん色づきがよくて、４キロの収穫。単純なことなんだけれど、如実に現れる。今年は全般的に、日照不足の傾向で、野菜など葉物が高騰している。
それにしても、芝虫がいっぱいだ。葉の先っちょ、それも裏側にいるので、実をとっていてちょっと触れただけでも刺される。ぴりぴり後まで痛くてたまらない。
小さいものは２，３ミリ、成長しているもので１センチほど。前後に４本ぐらいの角があって、胴体には水色のきれいな線があり、黄緑色の本体。手のひらの硬いところはいいけれど、手の甲や腕を何箇所も刺されて、おくのほうの実をとるときには、よほど注意しないと。それにしてもよくよく見ると、１本の樹に１０匹は最低いる。一生懸命つぶしても、全部つぶしきれるものではない。無農薬栽培の宿命だろうが、こんなに刺されるようでは、一般のお客さんに摘み取りしてもらうとなれば、考え物だ。問題あり。実のなりだす前に、一度消毒をしたほうがいいだろう。来年の５月ぐらいには検討したほうがよさそうだ。
迷い込んだ鳥は、工場長が追い出してくれた。安心安心。収量も増えたことだし、ひたすら摘むのみ。
はれて暑いが風があってきもちよい。小岩井さんがお休みで、一人で摘む。約４時間の作業。